新卒のホンネ!~協力隊活動を通して~

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新卒隊員こそ、活動中に資格を取ろう!

こんにちは! 

 

本日の記事は

・現在大学生で協力隊に参加するか、

 悩み中の人

・新卒で協力隊に参加し、

 今現在任国で活動中の人

 

を対象に書いていきたいと思います~

 

またあくまでも、

帰国後一般企業(日系)に就活を行うかな

と考えている方が対象になります。

 

キャリアや職種によっては、

自分が書いていることは

的外れにもなりますので、

あくまでも一参考にしてください。

 

私のプロフィールは下の記事から、

shinsotsunohonne.hatenablog.com

 

~簡単な自己紹介~

大学卒業後に青年海外協力隊

小学校教育の職種で参加。

2年間現地の小学校で、

算数・生活科を中心に授業。

帰国後は転職し、

日系メーカー経理部にて、

2年間日次・決算業務担当。

2022年5月に再度転職。

外資系メーカー財務部勤務。

 

上記の道を歩んできた自分が、

過去の自分に伝えたい。

そしてこれからの世代に伝えたいこと。

を中心に書いていきます。

 

協力隊に参加した後の就活って

とっても不安ですよね?

かくいう私も、

新卒就活時は

JICA海外協力隊しか受けていなかったので、

帰国後の就活がとっても不安でした💦

 

当時は勢いで協力隊一本で受けました。

無事合格したので結果オーライでしたが、

協力隊活動中にこれをすれば良かった!

と思うことはあります。

 

もうすぐ27になろうとしている今、

当時のことを振り返ると、

「やって良かったこと」 があります。

 

協力隊員時代に「やって良かった」

ことの一つに、

語学資格の取得(TOEIC900点)があるので、

なぜ新卒隊員が語学に限らず、

資格取得の勉強をすべきか。

私なりの考えを書きたいなと思います。

 

①新卒隊員は資格の勉強すべし

まずは結論から、

 

新卒隊員は、

資格勉強すべし!

 

理由としては、

・就活時に目に見える結果を示すため

・努力をした証明をするため

・日本の社会人より時間に余裕がある

 

ためです。

 

協力隊から帰国後、

もし一般企業に就職活動するのであれば、

第2新卒枠での就活になります。

そこでは、

既に日本での社会人経験がある、

他の第2新卒と競う必要があります。

 

以下の2人の事例を見てみましょう。

 

Aさん:

日本での社会人経験が2年あり、

応募職種での業務経験もあり。

新卒研修を受けているので、

基本的なビジネスマナーあり。

 

Bさん:

日本での社会人経験なし。

応募職種での業務経験なし。

海外でボランティア経験あり。

ビジネスマナーの研修を、

受講したことはなし。

 

どちらを採用したいでしょうか。

残念ながら前者の方が「戦力感」があります。

Bさんは、

Aさんの戦力感を上回る期待感を抱かせる、

人材である必要があります。

 

あなたはこう思うかもしれません、

私の内面を見て欲しい と。

 

内面はあくまでも評価項目の一つです。

 

書類選考の段階に通らなければ、

内面を見てもらう機会すらもらえません。

あくまでも、

書類選考を通過した上での、

入社面接です。

 

転職活動を一度すると、

書類選考段階でバンバン落とされます。

 

早稲田大学

TOEIC900点

 

のが履歴書に書いてある自分も、

ある程度お給料がもらえる会社

(年収350万~400万)

からは、書類選考段階で、

バシバシ落とされました。

 

だからこそ言いたい。

 

「現地での活動も大事だけど、資格勉強もしよう」

 

②JICA海外協力隊経験は評価されない

ある程度規模がある

日系企業において、

「JICA海外協力隊経験は評価されない」

と思っていた方が無難だと思います。

 

特に、

「協力隊での職種」と「応募職種」が異なる場合。

企業規模にもよると思いますが。

 

私は「小学校教育」で派遣された後、

一般企業に「経理」の職種で転職しようとしてました。

 

企業からしたら、

経理に求められる業務経験」

「小学校教育での業務経験」

はマッチしないわけです。

 

ここがマッチしている方は、

書類選考も通りやすくなってくると思います。

 

話が少し変わりますが、

新卒でJICA海外協力隊に参加できる職種

って限られてますよね?

 

先生系統の職種が今も昔も、

新卒協力隊の

ボリュームゾーンだと思います。

 

先生系統の職種で参加後、

先生にならない場合、

民間企業の面接を受けますよね。

 

第2新卒の就活は新卒の就活と違い、

企業の募集している職種に

応募する形になると思います。

いわゆるジョブ型採用ですね。

 

ジョブ型採用では、

入る時点から

入社後の部署が決まっているので、

その部署で活躍出来そうか

採用官は見ています。

 

そして、

なるべく早い段階で活躍して欲しいと、

思っています。

 

新卒採用のように、

とりあえず学歴が高い大卒を採って、

適当に部署を割り振ろ!

とは違います。

 

企業の面接を受けると必ず聞かれます。

「なんで〇〇の仕事がやりたいの?」

(営業、企画、開発、技術、総務、経理等々)

 

多くの民間企業に

「先生」という職種はありません。

つまり、

協力隊の2年間の経験は、

うちで直接業務に活かすことは出来ない。

それを承知の上で

あなたは何を弊社にもたらしてくれるの?

 

こういうわけです。

 

先生として得た○○という経験が、

御社で△△という形で活かせます。

 

と答えるのは、かなり至難の業です。

 

子ども相手の仕事でない限り、

先生の仕事と応募先の仕事の結びつけは

難しいですよね。

そして企業で行う

子ども相手の仕事って限られてますよね。

 

協力隊での経験は、

直接活きるものではないかもしれない。

けれど、

・応募職種の基礎知識はあります。

・やる気もあります。

・継続的に勉強もできます。

目に見える結果として〇〇という資格があります。

なので、私を採るべきです!

という流れに持って行くための資格取得です。

 

③資格があれば他の人と差別化できる

協力隊帰国後の第2新卒就活は、

学歴×経験×資格

 

だと思っています。

 

もっとわかりやすく言えば、

どれだけポテンシャルをアピールできるか。

 

企業の面接を受けるためには、

まず初めに「書類選考」という

大きな壁があります。

 

企業も貴重な時間を、

入社に値するかわからない

候補者のために使うので、

面接する人をえり好みします。

 

当然ですよね?

面接官が応募者を面接する時間、

企業にとっては採用官の労働コストが

発生しています。

 

だから、

書類選考の段階で

「学歴」「業務経験」等が

企業の求める基準に満たさない人

には会いません。

 

時間がもったいないから。

これめっちゃ露骨。

 

自分の「書類に記載できる」ことのみで、

ふるいに掛けられるわけです。

 

あなたの

人間性、コミュニケーション能力を、

面接で実際に見てもらう前に選別されます。

 

面接官が、

うちで働けそうなポテンシャルがあるな

と思うから面接するわけです。

 

学歴に関しては、

社会人経験たかだか2年の若手への評価指標として、

「今まで頑張ってきたこと」

という意味で見られています。

 

でもこれ、

協力隊から帰国後に、

就活をしている段階では、

どうする事もできないですよね。

 

経験に関しては、

どれだけスムーズに仕事に適応できそうか

見てます。

 

前述しましたが、

協力隊での仕事内容を、

直接企業が求める仕事内容に

直接結びつけることは難しいと思います。

 

コミュニティー開発⇒海外営業

 

とかならまだわかりますが、

 

小学校教育⇒海外営業

 

とかは関連性がないですよね。

 

なので敢えて「職歴」ではなく、

「経験」と記載しました。

あとたかが2年くらいを

「職歴」とは呼ばないかもです。

「やったことがある」ぐらいの評価ですね。

 

学歴×経験×資格

 

「経験」を補うために

必要なものが「資格」です。

「経験」はないけど、

「基礎知識」はあります。

なので入社後もスムーズにキャッチアップできます!

という訳です。

 

なので、応募職種や応募業務と

全く違う資格を取っても意味ないです。

 

営業×漢検1級

とかですね。

営業になんで漢検1級が必要なの?

ってなりますよね。

 

じゃあ何の資格がいいの?

ってなると思います。

 

協力隊行く人って、

明確にやりたい事が決まってないけど、

「面白そうだから新卒で来た」

人も多いですよね。

 

かくいう、私です。

 

そこでおすすめな資格が語学です。

 

④語学が出来れば年収アップにもつながる

語学がおすすめな理由は、

・努力した分だけ結果が出やすい

・語学を勉強するモチベーションが海外だと湧きやすい

・帰国後どの職種に就いても、使えると幅が広がる

 

からです。

 

企業に限った話をすれば、

日本の企業の多くは、

英語ができる人材を欲しています。

 

海外展開する企業ではTOEICの点数が、

必須要件に近くなっています。

流行りもあるのかもしれません。

 

正直、

企業に入ってから実際に英語を使うかは、

めっちゃ職種や部署によります。

 

ですが、採用の段階では、

何故か英語の点数が一定程度ある人材を

採ろうとするんです。

 

JICA海外協力隊に

興味を持っている皆様のことですから、

海外と関わりある仕事がしたいとお考えですよね。

 

日本の人口が減り、

マーケットが縮小していく今後、

国内だけでビジネスを行う企業に

未来があると思いますか。

 

日本人は優秀! 

日本はすごい!

みたいな番組がテレビで流れていますが、

みんな薄々気が付いています。

 

日本って別に優秀じゃないよね?

日本が本当にいい国だったら、

もっと明るいニュースがおおいよね?

 

と。

 

ある程度の難易度の資格を持っていれば、

東証一部上場企業、

大企業、

外資系企業

に入れるチャンスがあります。

 

チャンスがあるというだけで、

正直、

「資格」だけでは難しいです。

その職種での「実務経験」も求められます。

 

上記企業に入ることが

「幸せ」でも「正解」でもないです。

ですが、資格があれば上記の道も開けます。

選択肢はないよりあるほうが良いと思いませんか。

 

そして何をやりたいのか明確でないならば、

語学、

特に英語関係の資格

はこれからの時代、損にはなりません。

 

だからこそ、

せっかく仕事で使っていたことも

アピールできるのですから、

協力隊員こそ語学の資格を取りましょう。

 

おまけ:語学の選択は慎重に

語学の選択は慎重に。

特に希望がなければ協力隊での派遣先は、

英語圏一択です。

 

まあ実際に行ってみたら、

現地で英語使わないかもしれないですけど・・

ローカル現地語が話せても、

東南アジアの国以外は、

ほとんど評価されません。

 

どうしても他の言語圏に

思い入れがあるのであれば、

それでもいいと思います。

ですが国連公用語

英語フランス語スペイン語アラビア語・ロシア語・中国語)

のどれかではあった方が良いと思います。

 

基本的に英語が話せることが前提

+α 他言語なのかなと自分は考えます。

 

よほど頭が良くて、

時間が余っている人以外は、

英語を勉強した方が、

帰国後に応募できる仕事の数が違うので、

英語を勉強すべきです。

 

勉強に割ける時間も、

限られていると思うので。

 

ニッチな言語を勉強して、

その国でビジネスを行っている

日本企業に入社するのもありですが、

それは自分の戦略次第だと思います。

 

まとめ

長々書きましたが、

皆が資格の取得をしなければならない!

という訳ではないです。

 

ですが他の人と比べて

秀でている箇所がなければ、

サラリーマンとしては年収も低くなりますし、

あなたを雇う理由もないです。

 

もし協力隊からの帰国後に、

所謂一般的な生き方をしようと

考えているのであれば、

資格取得を考えることはお勧めします。

 

活動をおろそかにしてもOK

という訳ではないです。

 

ですが現実問題、

活動内容よりも、

就活に限れば目に見える結果が重要視されます。

 

上手く自分の中でバランスを取ってくださいね!

 

それでは Good Luck!

 

 

長期休みは、都会でバケーションもしよう♬

ゲルに住んでたの?!

みなさんこんにちは〜◎

 

もうすっかり春ですね🌸

お花見はされましたか\( ˆoˆ )/?

 

日本の四季ってやっぱりいいな〜!

季節の花々とか旬の食べ物とかって

ステキだな〜!と

思うようになったのは

海外に出たからなのか、

歳をとったのか🤔(笑)

きっとどっちもなんだろうな〜

と思います。

 

さて、

今回のテーマは

「暮らし」ということで、

お話を進めていきます〜!

 

、、、とはいっても、

なんか前の投稿で暮らしについて

触れた部分もちらほら。

 

少しかぶるところはあるかもですが、

割愛してるかもしれませんが、

その辺は多めにみてください(笑)

 

 

住居

まず、

「モンゴルに2年弱住んでた〜」

というと聞かれるのが、

タイトルの通り(笑)

 

「ゲルに住んどったっん?!」

「ゲル以外に住むとこってあるん?!」

 

そうですよね、そうですよね〜

ワタシ自身モンゴルと聞くと

遊牧民、住居といえばゲル

のイメージしかありませんでした。

 

モンゴルのゲル🇲🇳乾かしたいもの干しまくり(笑)

しかし、

ワタシが知る限り、聞く限り、

モンゴル隊員で

ゲルに住んでいた隊員はいません!

(過去を遡ればいたりするんかな〜、)

 

隊員が活動しているのは

草原ではなく町中なので

そこではモンゴルの人たちもだいたい

モンゴル語

「バイシン」と呼ばれる

アパートに住んでいます!

 

子どもの躍動感(笑)バイシンのまわりにはいつも子どもたちがたくさん!

 

このバイシンは、

チョイバルサンだけなのか

他の地域もそうなのか、

それはあまり定かではありませんが

◯番バイシンという風に

名前がつけられています!

 

日本だと

〇〇ビルとか〇〇ハイツとか、

はたまたオシャレっぽいカタカナの名前

がついてたりすると思いますが、

 

とりあえずチョイバルでは、

建てられた順に番号が振られていき、

バイシンの区別がされます。

 

私が居た時に出来た、

すごく新しいバイシンは、

10くらい番号を飛ばして100番バイシン

と呼ばれていました〜

 

なんでやったのかは 不思議です(笑)

 

モンゴルのこういったアパートは、

家族で住むことを前提に作られています。

 

なので、

そこに1人で住んでいるというと、

モンゴルの人たちには

「1人で住んでるのか?!」

「寂しくないのか?!」

とよく聞かれたものでした(笑)

 

確かに、

リビングがあって、

キッチンがあって、

寝室があって、

しかもその部屋1つ1つが

大きいとなると、

まあ広さを持て余してはいました(笑)

 

おかげさまで運動だったり、

いろいろな物を製作することには

困りませんでしたが!

 

ラダーも作成できちゃう〜!

あと、

トイレや湯船はしっかりありました!

これがバストイレ別か、

ユニットかは日本みたいに

家によりけりです(笑)

 

生活インフラ

電気

モンゴルの住宅のインフラ環境はというと、

けっこう安定していました!

電気は停電することは

ほとんどなかったように思います。

 

ただ、

いろいろな家電を同時に使いすぎて

ブレーカーが急に落ちたり、

配線とかが古いためショートすることは

よくありました😂

 

水道

水道は、

きれいな水とは言いがたいのですが、

断水もそんなにありませんでした。

 

断水後やしばらく使っていないと、

めちゃめちゃ茶色い水が出てきましたが、、、

 

たまーーーーに

洗濯をしている水が茶色いのが、

服の汚れなのか、

そもそもの水の色なのか

わかりませんでした(笑)(笑)

 

ちなみに洗濯機は二層式が一般的で、

はじめて使う二層式に

はじめは戸惑いましたが、

慣れてくるとなかなかに便利だな

と感じるようになりました\( ˆoˆ )/

 

洗うときは手洗いでも

あまり苦ではなかったし、

なんなら手洗いの方が楽

ってこともあったんですが、

やはり脱水は機械に頼るのが

ありがたかったですね〜🤔

 

手で水をしぼりきるには限界がある、、、

特にごつい冬服を洗ったときは、

手で絞っただけじゃ

もう水がぼっとぼと。笑

 

ベランダがなく

部屋干しなのでそれはそれは悲惨です( ◠‿◠ )

 

ただ、

もともとは洗濯機を置くことを想定して

家が作られているわけではないので、

迷える置き場所、、、

 

はじめの家では浴槽の上に板が敷かれ、

その上に洗濯機が乗せられていました。

 

洗濯機って働いてるとき動きますよね?

ガタガタしますよね?

 

、、、落ちちゃいますよねーーーー。

 

悲惨なことになりました(T T)笑

 

任地赴任して

1週間も経たないうちの出来事、、、

メンタルブレイク💔

 

また、

日本のように

洗濯機用の水道や排水がないため、

水を入れる時はバケツ

(シャワーが届く家ならシャワーから)。

 

排水される時はたらいを置き、

いっぱいになったら浴槽に流す

というような感じで、

大変は大変でした!

 

1回の脱水でたらい以上になるので、

放置しすぎると水が床に溢れてこれまた大変。

 

いっぱいまでたらいに水が入ってたり、

重すぎると浴槽まで運んでいるうちに

こぼれるので、これまた大変。

 

あれ、、、

思い返してると便利だと思った要素が、

めちゃめちゃちっちゃくなってきた(笑)

 

インターネット

インターネットは

Wi-Fiを契約して家で使用していました!

通信量などのプランも選べる感じで、

日本とあまり変わらないな〜と思いました◎

 

インフラはホントに

途上国に住んでるとは思えないほど、

わりと安定していましたが、

天候が荒れてるときとかはさすがに断水や、

停電、ネットも通じないことが多かったですね〜

 

 

話は少し変わりますが、

上ではじめの家と書いていますが、、、

実はワタシは派遣中に4つの家に住みました!

 

モンゴル人は遊牧文化からか、

けっこう引っ越すことも多いらしいですが、

モンゴル人並みに引っ越しました(笑)

 

16番

17番

(家なきこの2ヶ月居候生活14番)

36番

 

だんだん新しい建物になって、

やっぱり新しい方がキレイだし、

水道から出る水もキレイだなと感じました(笑)

 

引っ越した理由はそれぞれですが、

これを書くとまたややこしくなるので、

またいつかの機会にでも🤫

 

それこそゲル1つ支給してくれればそこにずっと住めたのに(笑)

 

冬を乗り越えるために

そして忘れてならないのは、

モンゴルの極寒にどう耐えるのか問題!

 

前回も書いたかもですが、

モンゴルの建物には

「パール」と呼ばれる

常に熱湯が流れ続けているパイプ?

のようなものが壁についています!

 

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各部屋に1つずつくらいはついていて、

これがホントにあったかい!!!

 

常に暖房が入っている状態なので、

日本のようにお風呂上がりとか、

朝起きたときの底冷えが

まーーーったくなくて、

おうちは常にステキ空間、

しあわせ空間でした♡

 

また、

このパールをすぐに乾いてほしい洗濯物を干したり、

冷凍肉を早く解凍するのに

役立てたりもできました◎(笑)

 

また、玄関ドアや窓が2重だったりするのも

防寒対策なのかもしれません!

 

窓は大体の家で上部分しか開かないため、

暑い日とかは少し困ったこともありましたが、

暑いよりも寒いがほとんどのモンゴルだったので、

どうってことありませんでした👀

 

モンゴルでのアパート生活は、

散々引っ越した以外は

ほとんどゆうことなしの生活でしたね〜

 

ゲルはまた、ぜんっぜんちがう生活なので、

いつかの機会にお伝えできたらいいな〜

と思います!

 

乞うご期待!!!

 

買い物

買い物は、近くのスーパーや、

少し遠めの現地語でザハと呼ばれる市場

に行っていました!

 

主に、お肉や野菜、果物はザハで買ってましたね!

なんせ安くて新鮮だったので!!!

あとは、ザハのおばちゃんたちと

お話しするのが楽しかったから〜✌️

 

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モンゴルは

あまり野菜の種類が豊富ではなくて

(もともと遊牧民文化では野菜を摂る習慣がない!)、

カレーの具材(じゃがいも、にんじん、玉ねぎ)

が一軍でお目にかかれるもので、

それに加えピーマンやキャベツは

大体あったような気がします。

 

その他、大根やナス、かぼちゃなんかを見かけたときはもう即買い!!!

食べたかったよ〜〜〜って感じです😭(笑)

果物はロシアや中国から輸入されたものが並んでいました〜!

 

ザハではお肉が肉塊で売られてました!

 

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肉塊見て、

「この辺を1キロちょうだい〜」

と指で指して言います。

 

1キロってすごい量な気がしてるけど、

肉がごはんの主役でしかない

モンゴルの人たちからすると、

めっちゃ少ないらしく、

5キロくらいは買いなさいと

言われたものです(笑)

 

ザハで売られているのは、

ウシ、ウマ、ヒツジの肉なので、

豚肉やトリ肉はスーパーの冷凍のものを買っていました。

ただそれはけっこう高かった記憶があります!

 

ザハでは、

旧正月前になると

ヒツジさんがホントのまるごとで売られる🐑

 

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また、モンゴルではけっこう、

日本の調味料などを買うことができました!

 

ホームセンターのようなところに行くと、

ヤマサの醤油やカゴメケチャップ

に出会うことができたし、

スーパーでもたまーーーに

カレールーやキリンのビールが並んでいました!

 

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みりんや酒などは首都に上がったときに、

ここぞとばかりに買っていました◎

 

町中に突如現れた我らがダイソー様!!!

 

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というわけで、

家では日本の調味料や手に入った野菜を駆使して、

日本の家で食べるようなご飯を自炊していました!

 

食事

モンゴル料理が苦手なわけではありませんでした!

むしろすき♡

 

お肉と小麦粉を使って、

塩味というのがモンゴル料理のデフォルトでしたね。

小麦粉で作った生地でお肉を包んで蒸してボーズ。

 

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ボーズはモンゴル人のソウルフード

揚げてホーショール。

 

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小麦粉をうどんにし、

スープにお肉とうどんを入れてゴエモンテイシュル。

お肉と野菜を入れて焼きうどんにしてツォイバン。

 

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コロナによる緊急帰国で

最後に食べたモンゴル料理はツォイバン!

めっちゃすきでした〜!

 

モンゴルの人たちは

肉がないごはんはごはんじゃないと言います。

そんなの飯のうちに入んねーよ。的な(笑)

それほどまでに肉食文化!だからあんなにみんな強いのか、、、。

 

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お肉の種類は

家庭や地域によってまちまちで、

ヒツジが多いですが

その他ウマだったり、ウシだったり、、、

おいしかったのはラクダ肉!

 

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南のゴビ砂漠の地域のラクダ肉のホーショールは、

隊員の中でも絶品と噂されていましたが、

ホントにおいしかったあ🥺

 

モンゴル料理は

手短にパパッと食べられるものが多く、

安くて、お腹も満たされるので、

学校の昼休みなどのお昼にはよく食べていました!

 

外で散々モンゴル料理は食べられるので、

家では日本の味を作っていたというわけです◎

 

その他(海外で人生初のひとり暮らし!)

ちなみにモンゴルが人生初のひとり暮らし!

料理上達したのはしざるを得ない

この状況だったからな気がするので大感謝(笑)

 

今回はモンゴル隊員の一例を

ご紹介させていただきました!

ゲルに住んでいたのかという

ご期待にこたえられず申し訳ありません🙇‍♀️

 

きっとモンゴル隊員は各国の協力隊員の中でも、

住居やインフラ的には恵まれている方

なのではないかと思います。

 

それでもやはり、時折途上国感は垣間見えました。

ただ、少し不便もある方が、

生きる力を育む上ではいいですよね!

 

、、、今またあの生活をするとなるとできるんだろうか。

日本のテクノロジーに甘んじまくってますね😂

 

とりあえず書いてたら

モンゴル料理とても食べたくなった!(笑)

はやくまた自由渡航できる日が来ますよーに🇲🇳

 

ホントにおいしかった南ゴビのラクダ肉のホーショール🐪

 

それでは今回はここまで〜!

Баяртай(バヤルテイ):さようなら〜🙌

 

昭和の日本を思い出させるあったかい国ガーナ ~文化編~

 

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~愛おしいホストファミリーたち~

 

新年度になりましたね🌸
心機一転!
今年度はこのブログがより多くの皆さまにお届けできるように、
執筆活動も広報活動も頑張ります!!
今年度もどうぞ、

よろしくお願いいたします(^^)☆彡

 

改めまして、メアオマーハ!
新年度1発目は、

ガーナの文化に焦点を当ててつらつらと書き進めます。

 

まず初めに。

日本での常識や当たり前にできることが、

世界の国々ではそうではないこともあります。

いや、むしろ改めて日本の常識ってすごいな!

色々な環境に恵まれてる!

って思うこともある一方で、

窮屈すぎることもあるのかな~って思うこともあったり。


私たちが住む日本を、

外側から見たからこそ見えてくるもの、

感じることがたくさんありました。

 

今回のブログでは、そんな文化の「違い」を

楽しんで読んでいただければ、嬉しいです!

 

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~勉強会を主催した後に疲れ切ってホテルの床で寝る私~

↑床でも寝れるガーナ。


いや、これは私の常識が少しずれてるのかも♡

それではヤンコー!!!!!★

 

 

5分前行動の概念。何処へ?

日本だとよく耳にする「5分前行動」


学校でも耳タコになるほど、

先生たちが口を揃えて言っていましたよね。
多くの日本人の常識である時間管理。
日本以外(特にアフリカ派遣隊員の隊員は皆さん感じていたはず)の人たちにとって、

その時間を守る習慣は

驚くほどきっちりしているみたいです!!

 

ガーナでの活動が本格的になってきたある日の会話。

 

私:明日のA小学校へのアポイント何時からだっけ?
同僚:9:00~じゃない?
私:じゃあ、集合時間は8:50とかで良い?
同僚:もちろん!気を付けて来てね~
私:ありがとう~また明日~

 

次の日

8:50に集合場所到着。
私:まだ来ないな~。電話してみよう!

♪~通話中

私:今どこ~?もう着いてるよ!
同僚:今向かってるよ~
私:はーい!じゃあ待ってる~気を付けて~

 

8:55 まだ来ない同僚。

♪~再び通話中

私:ねえ!まだ?(少しイライラ。)
同僚:今向かってるよ~!
私:あと何分なの?!
同僚:向かってるから、心配しないで~!
→電話切られる。

※このようなやり取りを2~3回やって、ようやく・・・。

 

9:30 同僚到着。
特に謝る素振りもなく、「早く職員室行くぞ~」
私:????!!!!??!?!!?
「待ってたのこっちじゃんんんんんんんん!!!」

 

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~どういうこと?!の図。※この写真確か2回目の登場。~

 

このやり取りが割と日常。
なんならこの日はあまり待たなかったほうです。

 

もうお気づきですよね。
ガーナ人、時間を守る感覚が全然ないのです~(;;)

活動を開始し始めた頃は、

「まだなの?!」

「いつも遅いじゃん!」

「毎回待たされる~」などなど。

文句は止まらなかった気がします・・・。

しかーーーーーーーーーーし。
人間の適応力は凄い。
この時間を守らない感じに、慣れてしまうのです。
※もともと私は人を待たせてしまうとっても悪い癖があるので、
 割と待たされることを苦だと思っていなかったようです。

 

文句を言っても活動は上手くいかないし、
「郷に入っては郷に従え」とはまさにこのこと。

 

待たされる時間も考えて活動を計画したり、

空き時間の有効活用などをすることで、
ガーナ人との時間感覚のずれを見事克服!!!!!
(時々私の方が待たせてしまうこともあるくらい、早く来たりする日もある。)

 

ガーナ人の時間感覚の無さは、

ガーナ人同士でもきっと起こっているはずです。

私は学校で活動することが多かったので、

よく目にしていたのが授業に来ない先生。

※単純に疲れちゃったり、暑すぎたりで、

来てないこともたまーーにありますが。。

 

そんな時は子どもが先生を呼びに行ったり、

変わりに授業の準備(教科書の板書)を

先に始めたりする光景もちらほら。

 

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~先生来ないから、友達と自主勉強する子ども。素敵!!!~

 

まあこんな感じで、

時間の流れがとってもゆるゆるなガーナ。

さすがに集合時間に30分~1時間くらい、

いつも遅れてくるのは困りますけども、
遅れてくるときにはそれなりに理由があったりして。

たとえば、家族や近所の人の突然の訃報の対応。
日本や他の先進国と比べて、

ガーナを含む途上国では「死」が身近にあります。

昨日まであんなに元気だったのに?!

って人が事故で亡くなっちゃたり、
日本ならば救えるはずの命も

現地の医療状況だと助からないこともしばしば。

 

時間を守れないことは、

確かに良くないことではあります。

 

が、きっとそれなりの理由があったはず。
こんなガーナの経験があったからこそ、

少しの遅刻は気にならなくなりました。

 

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~もちろん教えるプロだから、先生として頼もしい人もたくさんいます♪~

 

家族、コミュニティとのあたたかい繋がり

まずはこちらの写真をどうぞ。

 

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~同じアパートに住むガーナ人たちとぱしゃり📷~

 

めちゃくちゃ仲良さそうだし、
実際にめちゃくちゃ仲良いのです。


記載の通り、アパートの住人同士で、

私たち隊員の帰国時に記念に撮りました♪


彼女たちは私たちに対して
「ご飯食べた?」
「家族は元気?」
「仕事の調子はどう?」
などなど、日々気にかけてくれます。


日本のアパートでの住人同士の関係を考えたらどうでしょう?
もしかしたら挨拶さえ交わしたことがない人たちの

割合の方が多いのではないでしょうか?


ガーナでの生活では、マイノリティな私たち。
近所のみんながファミリーな感覚で、

困っていれば助けるのが当然。

 

おめでたいことがあれば、

自分のことのように一緒に喜んでくれます。

 

ガーナにいる時、

「日本での生活が恋しくならなかった?」と、

時々聞かれることがありました。

実を言うと、日本での暮らしよりガーナでの生活のほうが
人との関わりにあたたかみがあり、寂しさよりも、
日々のガーナ人の思いやりに癒されていました。

 

時々お節介すぎるときもある。
そんなあったかく、
相手を思いやれるガーナ人との生活があったからこそ、
私も周りの人への思いやりを良い意味で更新できたと思います。

 

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~大好きなファミリー♡~

国が違えば、話す言葉も、

常識もそこに住む人も何もかもが異なります。

そのような状況の中でも、
マイノリティを受け入れてくれるガーナ人。


日本以外のマジョリティを知れた経験は本当に貴重でした。

今、日本にはたくさんの外国籍の方が生活しています。
読んでくださった皆さまの周りにも、

彼らが身近な存在としていらっしゃいますか?

 

この記事を読んで、
少しでも日本以外の文化に対して、

興味を持ってもらえたら嬉しいです。

ただ私が見た、感じたガーナはほんの一部。
気になった方は是非、ご自身の目で見て、

体感することが1番かと思います。

個人的には、日本に住んでいる外国籍の方と

接することが1番身近な異文化交流かと思います。

皆さまの何か参考になれば、幸いです◎

 

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~箸の使用に初トライ!!~

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

ザンビアの暮らし🏘

3月も終わりに近づき、

卒業や転職で引越しをする人も

まわりにちらほらと出てきました。

 

出会いと別れの季節ですね~😢🌸

 

生活環境が変わるこんな時期。

 

今日はザンビアの生活環境について

紹介したいと思います😊

 

以前の私の記事にも生活のことが書かれているので

良かったらこちらもご覧ください~!

 

shinsotsunohonne.hatenablog.com

 

 

 

 

生活リズム

では、まずはザンビアでの私の生活リズムを紹介します。

 

平日のスケジュール

5:30 起床🛏

6:00 出発

   自転車で学校へ🚲

6:30 学校到着🏫

   教室見回り・挨拶

6:45 朝礼

7:00 授業開始🏀

12:35 授業終了

    放課後の活動開始🧹(クラブ活動や掃除)

14:00 活動終了

    学校出発🚲

14:30 タウン徘徊(ここで昼食を食べることも)

16:00 帰宅

    家事

18:00 夕食?昼食?🍚

19:00 シャワー?水浴び?🛀

20:00 フリータイム

22:00 就寝🛏

 

私は学校に配属だったため、

基本的には毎日同じスケジュール。

 

途上国の学校あるある。

朝がとても早かったです。

(夜寝るのも早いから苦ではなかったですが✌)

 

また、私の学校は初等学校と中等学校が同じ校舎を使っていたため、

午前中は中等学校、午後は初等学校と分けられていました。

 

12:35になると初等学校の子どもたちが、

”ダダダダァーーーーーーーーーーーーーー”

っと流れ込むように教室に入ってきました。笑

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初等学校の子どもたち

そのため、

12:35以降は教室が全く使えず、

校庭もしくは木陰を使って

運動や日本語教室を行っていました。

 

さて、放課後の活動はお昼を食べずに行います...!

お腹がすく...ので!

 

授業合間の休み時間には、

安く買えるポップコーンやドーナッツを

他の教員とシェアしながら食べていました。笑

 

放課後の活動が終わると、

30分かけて家のあるタウンの方へ帰ります。

 

隊員時代、私が志していたことの一つに、

”1日1か所新しい場所・お店に行ってから帰宅する”

というものがありました。

 

日本人ひとりだし

知らない土地は

自分で切り開くしかないっ!!

 

そう思ってふらふらしているうちに、

一緒にシマ(ザンビアの主食)食べようぜ!

これ持っていきな!!

とおすそ分けをしてくれる人も増えました。

 

いや~幸せですね。

 

そんなこんなで、

1日があっという間に過ぎていきました。

 

 

休日の過ごし方

休日は、特にこれといったルーティーンはありませんでした。

 

ゆっくり起きて、

家の周りをほうきで掃き、

洗濯をし、

近所の子どもと木陰で遊び、

マンゴーを木からもぎ取って食べ、

近所のおばさま方の夕飯の手伝いをし、

夕方にザンビア人の友人たちと飲みに出かける。

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廃車で遊ぶ子どもたち

今思うと、

なんてのんきな休日だったのか...

 

何しようか...と迷ったとき、

とりあえず外に出てふらふらしていたら、

誰かが何かしようと誘ってくれました✌笑

 

 

住居・インフラについて

続いて住居とインフラについてです。

 

私は赴任して約半年で引っ越しをしたので、

2種類の家を紹介します🏠

 

1つ目は教員住宅。

 

教員住宅は、

・トイレは外(ぼっとん便所)

 夜トイレに行きたくなってしまったら、

 部屋の中で、用意しておいた容器に用を足す。笑

・浴室はただのコンクリートの部屋

 (桶を用意して水浴び)

・水は毎日100mほど運んで汲む

 (1日1~3往復)

・停電は乾季の終わりに毎日3時間ほど

 (ザンビア水力発電のため、水量が減ってくると計画停電

・家の周りには塀なし

 

 

タウンの家は、

・トイレは中にあるが、

 断水すると自分で水を便器に流し込んで流す。

・バスタブはあり、お湯は出るが、

 停電すると結局水浴び。

 (結局炭でお湯を沸かす)

・水は水道があるため、運ばなくて済む。

 が、近所の人たちの関係は薄くなる...

・停電は同じく乾季の終わり。

 だいたい17時~22時と、教員住宅よりも長い。

 しかも一番使いたい時間...

・家の周りには塀があり、警備員もいる。

 

どちらの家でも同じだったのは、

・電気のコンロはあるが、

 停電すると使えない(そりゃそうだが)

・洗濯は全て手洗い

 (ブランケット等の大きいものは

 近所のおばさまに頼むとやってくれる。笑)

 

結論、どっちもどっちでメリットとデメリットがありました😂

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食器洗いの様子(水道がない家)

 

買い物

買い物について。

 

私の任地には

スーパーや日用品店はありましたが

ショッピングモールや大きなスーパーはなく

必要最低限のものしか買えませんでした。

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マーケットの様子

これは、派遣される場所によってだいぶ変わりますね!

 

なんていったって、

私の任地には白人(アジア人も含む)があまりいなかったので、

白人のためのもの(シャンプーや料理用のスパイス)は

ありませんでした~。

 

だいたい2か月に一度、

休日に隣町(バスで1時間)もしくは首都へ行き、

大量に必需品を買って帰ってくる

という生活を繰り返していました。

 

大荷物で任地に帰ってくるのも、

「何が入ってるの~!?」

なんて言われたりもするので嫌だったんですけどね。

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荷物が多くなるので、キャリーで首都まで行ったこともありました笑

 

まあそれも、

2年の辛抱!!と思えば

へでもありませんでした😊笑

 

 

食事

最後は食事について!

 

ザンビアの主食はシマ。

トウモロコシの粉をお湯と混ぜて練ったものです。

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シマと牛肉と野菜とトマトソース

 

おかずは様々でした。

牛肉、豚肉、鶏肉、やぎ肉、

魚、豆、ソーセージ、卵、

キャベツ、オクラ、サツマイモの葉っぱ、

カボチャの葉っぱ、きのこ...

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任地で自分で作ったきのこ(シマのおかず)

 

だいたい味付けは油と塩で

そこにトマトと玉ねぎを加えるだけ。

 

いや~、これがまたおいしいんです。笑

 

私は日本に帰ってきてからも

何度か自分で作って食べました。笑

 

またザンビアに行って、

食べたいな~~~!!!

 

------------

 

さて、ザンビアの暮らしについて

箇条書きっぽくなってしまいましたが紹介しました!

 

何となくザンビアの生活環境は

想像できたでしょうか!?

 

つたない日本語ですが、

最後まで読んでいただきありがとうございましたっ!

 

次回もお楽しみに~!!!

ウガンダ共和国 任国の暮らし Part ① 

 

これまで多くの投稿をしてきましたが、

応募する前に一番気になるのが

 

“生活”

 

ですよね。

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配属先での活動が毎日の生活!

・どんなところに住んでるの?

・どんなご飯を食べてるの?

・服とか物とか買えるの?

・物価は?移動手段は?

・日本からものって届くの?送れるの?

・病気しなかったの?  などなど…

 

自分のウガンダでの体験を

箇条書きの様に紹介していきたいと思います!!

生活リズム

平日のスケジュールはこんな感じ

5:00 ~ 起床・朝食

6:00 ~ サッカークラブ指導

7:30 ~ 所属チームトレーニン

8:40 ~ 授業(3・4限)

10:00 ~ ブレイクタイム

10:20 ~ 授業(5~8限)

13:00 ~ ランチ

14:00 ~ 授業(9~12限)

16:40 ~ クラブアクティビティ

19:00 ~ 帰宅・ベイジング・夕食

22:00   就寝

 

自分がサッカーチームに所属していて、

そのアカデミーチームの指導もしていたため、

コーチとして指導した後はそのまま

選手としてトレーニングに参加していました。

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トップチームの練習は活動に支障が出ないように調節していました。

学校は1限が朝7:20から始まり、16:40まで

各40分のコマが1日12コマあります。

しかし、40分で授業をすることはなく、

80分や120分、長いと160分など

コマを続けて授業するのが基本です。

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時間割は教科によってさまざま。

体育は教科として重要視されていなかったため、

朝早めの時間は少なく、ブレイクやランチの

後に設定されることが多かったです。

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ブレイクタイムは教師も生徒ものんびり休憩~

放課後はサッカーやラグビー等の

クラブ指導をしていました。

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放課後は立ち上げたクラブのサッカー指導がメイン!

その後は街に買い物に行ったり、

近くの同期とご飯に行ったりしていました。

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マーケットにはいろんなものが集まってます!

平日に自チームやアカデミーチームの

試合が入ったときには、同僚に相談して

遠征に行くこともしばしばありました。

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遠征は学校の大型バスで行きます!
休日の過ごし方はこんな感じ

 6:00 ~ 起床・朝食

 7:00 ~ 洗濯

 9:00 ~ 買い物

10:00 ~ プール

17:00 ~ 同期や友人と外食

20:00 ~ カジノ or クラブ

22:00 ~ 帰宅・ベイジング

24:00   就寝

 

休日はトレーニングや試合がほぼほぼ

入っていましたが、完全にOFFの日は

カフェと併設されているリゾートプールで

のんびりしたりデスクワークをしたり

仲の良い同期と過ごすことが多かったです。

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ここはコスパも良くて、溺愛していました!

住居

自分はウガンダでも有名なスポーツ推進校に

配属されたこともあり、学校の敷地内にある

だだっ広い家でした。

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学校の敷地内にある住宅で、お隣も教員です!

中は赤土だったので裸足では歩けず

寝そべる時はゴザの上にヨガマットを敷いたり

マットレスを並べて休んでいました。

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赤土だったのは隊員の中でも珍しかったです。

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家具がそろってこんな感じです。

トイレやシャワーが室内にあるのは

隊員の中では魅力で、なにより

温水が出るのは人気でした!

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温水シャワーはみんなに羨ましがられました!

洗濯は桶にためた水に洗剤を入れて足で踏んだり

手でこすったりして洗っていました。

外のロープに服を干していましたが、

天気のいい日にパー―っと干すのが

自分は大好きで、帰国後も洗濯は大好きです!

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生徒がその辺に居るので落ちちゃうのも日常茶飯事。

生活インフラ

ウガンダはまだまだインフラが整備されておらず、

停電や断水は1ヶ月に数回あり、スコールがあると

必ずと言っていいほど止まっていました。

学校が家の電気や水道を管理していたため、

長期休みに入ると確実にストップしていました。

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キャンドルとマッチ、ヘッドライトは必需品です。

道路も舗装路とそうでない所の差が大きく、

ガッタガタで隣の人とぶつかるのは日常です。

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乗り合いワゴンは多い時で20人近く乗ります。(座席は12人分くらい)

交通マナーも悪いため、事故もしょっちゅうです。

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こういう光景はよく見かけます。

買い物

ウガンダの首都カンパラには

大きなショッピングモールがあり、

必要なものは基本買うことができます。

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基本的な必需品は揃うと思います。

任地が観光地だったこともあり

リゾートサイドはありますが、

大きなマーケットはローカル感があり、

地元の人たちはみんな使っていました。

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任地で最大のマーケット(4階建て)

物価は日本の3~4分の1程度で

例えばキャベツは1つ60円

500mlのジュースは45円

ビール瓶は1本90円が目安です。

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焼き鳥は1本60円。砂肝が大好きになりました!

フルーツは日本のものとはけた違いの

美味さで、必ず買っていました!

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パイナップルは次元が違う美味しさ!!

食事

現地の料理はトウモロコシの粉をすりつぶして

お湯と混ぜて蒸した「ポショ」。

味がしないので、ビーンズと合わせて

食べるのが日常の料理です。

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毎日食べるポショ&ビーンズ。(ホウレンソウやお肉がつくとグレードアップ)

味があんまりしないのが苦手で

自分はほとんど自炊して食べていましたが

好きでハマる隊員もちらほら居ました。

ソウルフードとしてみんなに愛され、

隊員もよく食べていたのが

ROLEX(ロレックス)です。

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ロレックスは日本でも簡単に作れますよ~!

チャパティと呼ばれる小麦粉でできたナン

みたいな生地を揚げ焼きしておいておきます。

その後キャベツ、トマト、玉ねぎ、

ピーマン、塩、卵を混ぜて揚げ焼きします。

この2つを重ねて巻いたものがロレックスです。

これが絶妙に食べやすい味で、美味しいです!

その他(環境適応・病気・物流)

自分は元々環境が変わると寝るのが

苦手だったのですが、ウガンダに着いてから、

任地に赴任してからは慣れるのに

1週間くらいかかりました。

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ウガンダには隊員用ドミトリーがありました。

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寝室にはマットレス。蚊帳は必須です!!

肌にもアトピーみたいな症状が出ました。

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診断名はヘルペスでしたが…本当か!?

親不知を任地で抜いたのは、賭けだったので

皆さんは絶対にやらないでください。

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この写真はなかなか伝説ですね(笑)

物や手紙は任地のポストオフィスから

日本や他国へ送ることができます!

宛先との距離にもよりますが、

短いと1ヶ月ほど、長いと半年ほど。

運が悪いと届かない。そんなのも

途上国輸送の醍醐味ですね!

ウガンダで送受したものは全て成功しました!)

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任地の郵便局!

なんだかんだで住めば都だったのが

自分のウガンダライフです!

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人の温かさが魅力のウガンダでした!

そうじゃない人ももちろんいるので、

巡り合わせに感謝でした~!

 

フィリピン 野菜栽培

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同僚たちと

 

自己プロファイル

 

派遣国:フィリピン

隊次(具体的な派遣期間):2017-2(2017年10月~2019年9月)

協力隊派遣前の専門学校・短大・大学(所属学部やゼミ):山梨大学生命環境学

応募時の資格:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修士課程在籍

職種:野菜栽培

配属先:フィリピン・アンティケ州サンレミヒオ町役場農業事務所

活動対象の人:町役場農業事務所職員、地域の農家

要請内容:有機農業の普及(野菜デモファーム作り、有機野菜栽培の技術普及活動)

 

 

自己紹介

初めまして。
私は2017年度2次隊野菜栽培隊員としてフィリピンに派遣されました。今は国内大学院の博士課程に所属し、アジアの有機農業政策の現場について研究しています。ですので、気持ちは今も協力隊のときとあまり変わっていないと思います。あの時も今もずっと学生です(笑)。

 

私は、大学を卒業すると同時に今いる大学院へ進学し、その年の夏から協力隊としてフィリピンに渡航しました。ですので、学部4年のときには大学院受験と協力隊受験を同時にしていた形になります。

 

当時は漠然と東南アジアの農業に向けた関心を抱きながら、国際協力の世界への就職を志していました。国際協力の世界では必要になってくる修士号という学歴。ですが、私は大学院で何を学ぼうかと考えてもよくわからなかったので、まずフィールドに出て、帰国後に大学院で自分の興味あるテーマについて改めて学び直そうという手順で考えていました。

 

協力隊では、主に農家さんと同僚と協力して有機野菜のデモファームを設立し野菜栽培に汗を流したり、農家さんへ技術伝達を図るワークショップを運営したりしました。

活動前半はひたすら野菜と向き合い、後半は人と向き合う期間でした。

 

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まずはじめに

①あなたにとってのJICA海外協力隊とは

協力隊活動は、今の私の毎日のモチベーションであり続けています。今振り返っても大変貴重な経験でした。特に、私を息子のように受け入れてくれたご家族や、最後まで優しく面倒を見てくれた上司と同僚たちにもらった恩は一生忘れません。任地は第二の故郷ですので、またコロナが落ち着いたら訪れたいですし、この恩はまた違う人に還していきたいと思っています。

 

帰国後、協力隊活動をベースに修士論文を書き、またこれからの博士論文でも重要な位置になると思っていますので、彼らとの活動が自分の学位に直結します。つまり、これからの生き方の自分の土台は彼らとの2年間になるのだと想像しています。これからもフィリピンのみでなく、フィリピンでの経験を土台に開発途上国の農村農業を考え、また問題に取り組んでいきたいと思っています。

 

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他の任地の隊員と観光中~

現地でのことについて

②現地で活動して良かったと思った瞬間

たくさんあるのですが、選りすぐりを箇条書きすると、、、、

 

・ただの荒地を開墾してデモファームにし、そこで栽培した野菜を州内のリゾート地のレストランが買ってくれたとき、そしてそこの絶品料理を同僚たちと味わったとき

 

・学校に設立したデモファームでブロッコリーやキャベツが収穫され、先生や児童が喜んでくれたとき

 

・配属先と小学校とのデモファーム活動が農業省内で評価され、活動報告会への招待や取材を受けたとき

 

・2年間共に働いた農業普及員たちが成長している瞬間を垣間見たとき

 

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デモファームで取材を受ける上司

 

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作った野菜とレストランの従業員の方たち

③活動で苦労or 辛かったこと、どう乗り越えたか

「働く」ことに対する意識の違いでしょうか。

私がJICA主催の会議に参加するために任地を離れていた間に、デモファームの野菜が枯れてしまったことがありました。そのときは、「なぜ野菜の管理を放置したんだ」と、一方的に怒っている私と同僚たちで喧嘩となり、私は1週間くらい家に引きこもりました。

 

ですが、それで腐ったら協力隊として終わりでした。お互いにより理解していくためには、コミュニケーションをとり続けることが大事だと思い直し、1週間くらい顔を見ない期間を置いて、また従来通り接するようにしました。あれからお互いの価値観の違いを認めながら信頼関係はより深まっていったと思います。

 

そもそも、休みの日や自分の責任外の仕事にプライベートな時間を割くことが日本では当たり前にされますが、それが普通ではないフィリピン(おそらく日本以外の多くの国)の価値観に私は学ぶことも多かったです。
私が真面目すぎる石頭の井の中の蛙だったんだと思います。

 

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赴任当初の畑の様子

 

④要請内容への取り組みとその後

要請であった有機農業を広める活動といっても、内容はとても複雑です。私は山梨県の農家で育ったのですが、国内であっても風土が変われば農業はまったく違うものになります。任地では当然ながら、日本以上に考えなければいけない要素も多く(逆にやりやすいこともありましたが)、切り口は多様にあり、また何が正解かもわからない状況でした。現地の方々が毎日実践されていることを土台に、こちらが吸収する時間を大事にしました。それはいつも刺激的でした。

 

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畑を耕している様子

 

それでも、日本の堆肥作りや野菜の育苗など、中には現地でも参考になる知識や技術はありましたので、私は私の得意分野を同僚や農家さんたちに紹介しながら、みんなで活動を少しずつ形作っていきました。

 

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植え付けをしている写真

具体的には、小学校と連携してデモファームの設立と、そこでの栽培実験、そして技術普及活動という段階に分けられます。

私たちが始めたデモファームは現地の小学校が続けてくれています。

 

⑤要請内容外での取り組みと展望

人との交流は時間を割いて楽しんでいました。特に現地の方々や他の国から来ていたボランティアとの交流は積極的に行いました。また、任地とは別の地域の町役場や先進的な農園に飛び込み訪問もしていました。地域のサッカーチームの練習に参加するなんてこともありましたね。とにかく人に誘われる機会があれば、まず断らなかったかと思います。

 

隊員間では、同じ農業隊員やカウンターパートが参加する農業研修ツアーを企画したこともありました。他の隊員の任地訪問(観光旅行)も結構楽しんでいましたね。インドネシアの野菜栽培隊員のところまで行ったこともあります。

 

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視察ツアーでの同僚

⑥現地での活動や生活(隊員生活)で得たもの

得たものですか、難しいですね。

今の私の問題意識の根本はフィリピンでもらいましたし、冒頭にも述べましたが今こうして大学院に通って机に向かっているモチベーションもあの日々にあったことは間違いないです。

 

それは、最近はもうベタですが、「開発」や「発展」というものへのもやもやみたいなものでもありますし、彼らともっといろいろ何かやってみたいという好奇心のようなものでもあります。今も私を大学という場所にとどめている要因です。

 

また、日本以外の帰る場所も得たと思っています。

「フィリピンに行けばなんとかなる」、今はそんな気持ちがあります。

 

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堆肥の技術普及活動の様子

⑦新卒だから出来たと思うこと、逆にもっとやっておけば良かったこと

「新卒だから」かどうかはわかりませんが、これまでに似た経験をしたことがなかったことで固定観念に囚われない活動ができたと思います。「答え」を日本の経験に探すのではなく、現地の状況から探そうと考えることができました。でも、もっと専門的な経験や知識があったらそれができなかったのか、はたまたより良い活動ができたかどうかはわかりません。

また、自分が学生であったこともあって、多くの人に教えてもらうことに躊躇わなくて済みました。年配の方が若い人に「わからないから教えてほしい」と聞かれるとなんだか教えたくなってしまうのは、日本にも共通していると思います。学生とJICAボランティアという二つの顔をもてたことは、活動の幅を広げてくれていたと思います(その分脚で稼ぐための体力が必要になりましたが)。

 

協力隊全般について

⑧訓練所での感想

もっと多くの人と交流して深い話をしておけばよかったなと後悔しています。つまり、協力隊同期同士の交流ですね。

 

これは半分自業自得なのですが、私は当時大学院の前期課程の授業課題も抱えていたので、休みの日や夜の時間は結構図書室や自室に篭ることが多くて。せっかく色々な分野から人生の先輩方が、それも尊敬できる方々がたくさんいらしていたのでもっともっと人生観や経験を教えてもらいたかったです。

限られた時間でも交流できた方々とは今も大事なつながりになっています。

 

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デモファーム取材中、休憩時間の一コマ

⑨何故受かったと思うか

「何もわからないので現地で考える」スタンスで最初から受験に臨んでいたからではないでしょうか。自分の中で「これだ」という強固な答えがあるとそれにこだわるあまり、活動中に押しつけてしまいがちです。それはJICAとしても求めるボランティア像ではないでしょうから、面接の場で重点的に見る志願者の資質だと思います。その点が自分とは相性が良かったかもしれません。

面接や書類の準備というのは特にしていなかったので、あとは専門の面接官との相性が良かったことくらいでしょうか。

 

⑩協力隊終了後の進路

今も所属している大学院に復学しました。まさか博士課程にまで進学するとは、帰国当時は1ミリも考えておらず、JICA関係で就活をするつもりでしたので、運命はわかりませんよね。今は大学院の関係の先生が取り組もうとしている、これもJICA案件でブータン渡航するのを待っている段階です。

今いる研究科と協力隊とはとても相性がいいと思います。現に、OVも多数在籍されています。「協力隊×大学院」の流れがこれから続けばいいな、と個人的には思っています。

 

ecogreen-life.com

 

👆

自分のブログにもまとめました!! 興味がある方は読んでみてください。

 

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現地家族の写真

 

語学について

⑪協力隊の面接受けた時の語学力は?

面接を受けた当時のTOEIC保持スコアは、確か学部2年生でとった660点でしたかね。特にそのために英語の勉強をしたことはありませんでしたが、訓練所では中級レベルだったのではないでしょうか。英語のクラスは楽しかったです。

 

⑫現地で語学は通用しましたか?

現地では、職場の役場関係者には英語が通じました。本当は現地語で話したかったでしょうが、私が彼らとは英語を話すので私に合わせてくれていたと思います。レベルもお互いに同程度だったと思います。

 

農家さんたちとは完全に現地語で会話をしていました。アンティケ州では「カライア語」という地方言語があります。決して堪能だったわけではないですが、日常生活と活動の上ではあまり困ることはありませんでした。みんな私の「カライア語」をニコニコ忍耐強く聞いてくれました。

 

⑬どのように語学を勉強したか?

マニラで2週間の現地語授業があります。その間に基礎の基礎は叩き込まれました。でもそれではほとんど役に立たないレベルだったので、現地に赴任してからチューターをお願いしました。80時間分(上限額あり)までJICAが費用を補填してくれたのでありがたかったです。

 

この授業は普段の疑問を解消したり使いたい表現を使ってみたりする場になりました。あとは普段から覚えるべき単語をメモしたり意識的に口にしたりしていました。個人的にはそれまで文字による視覚情報で覚えてきたのですが、音情報で覚える大事さを感じました。スペリングや文法はそもそも体系的になってなかったので、「話せること」が一番大事でしたね。

 

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現地語学レッスン中の教室

さいごに

⑭後輩隊員へのメッセージ

協力隊にかける思いや動機は人それぞれであっていいと思います。今回の読者の多くは学生だと思いますが、行くのが今だと感じたのなら、今行ったらいいと思います。逆に少し悩んでいるのであれば、もしかしたら今ではないかもしれません。2年は長くも短くもあります。やっぱり行くのなら充実したものにしたいですよね、頑張ってください!!

 

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野菜と子どもたち!!

どちらがお好み?日本の冬とモンゴルの冬⛄️

こんにちは〜!暦の上では春になりましたが、まだまだ寒い日が続きますね🤥


ちなみにワタシはいま広島大学大学院に在学しているため、
広島の西条というところに住んでいるのですが、
広島って南の方だしあったかいんじゃないの〜 と思ってたら大間違い。
めっちゃめちゃ寒いんです(笑)
盆地らしくて、氷点下の中あさを迎える毎日です。


まあとはいっても、-4℃くらいの世界。
ワタシが暮らしていたモンゴルの冬は大体-20℃ がフツーの世界です。


今回は、そんな極寒のモンゴルの冬についてご紹介いたします!! !

 

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ラクダと雪って共存するんですね、、、(笑)

 

 

モンゴルの冬はどのぐらい寒い?

ご紹介したとおり、モンゴルの冬は毎日毎日とーっても寒いです😂
この年の平均気温をみてもらったらわかりますが、 モンゴルは1年の半分がマイナスの世界です!(笑)

 

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びっくりですよね(笑)


ワタシは-20℃くらいの中暮らすことがほとんどでしたが、
ホントに寒いときは-30℃くらいまで下がることがあります。


言われてたことですが、-20℃ からはなんかもう世界が変わります(笑)
息をするために鼻から空気を吸うとすっっっごい冷たい空気が入っ てきて、息をしづらい!みたいな感じになりますし、
もう出ている肌という肌が痛い💦💦💦


外に出るとき何着るの?

そんな極寒のモンゴルでは、 外出時の防寒がそれはそれは重要になってきます!
なんせホントに寒さで人間は死んでしまうこともあるんですから


日本でもいろいろ高級な、

いいダウンジャケットは売ってると思うんですが、
やはり現地のものが1番強い!!!


日本だといいダウンやカシミヤのコートってゆうのは数万円、

場合によっては十万円を超えてくる場合もあると思うんですが、
モンゴルのものは安いし、あったかい!!!
サイコー過ぎませんか(^o^)?!


ワタシたち2018-1次隊の派遣は7月だったので、

冬物は現地で調達することがほとんどでした。

11月の予防接種で首都に上がった際に、

同期でアウターを探しに出 かけました〜!

みんな思い思いのジャケットを購入していました!
あったかーい、 足元付近まで丈があるダウンで

なんとまあお値段2〜 3000円です👀!!


ワタシはというと、

少しデザインを気にしたのとラクダの毛を使ったものを購入したため
少しお高めで5000円でした◎

 

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とはいっても、-20℃ の世界を耐えられるアウターが5000円ってお安すぎますよね( ・o・)


ほんっとにあったかくて、 中はセーターやトレーナー来てるだけで問題ないんです〜


あとは足元も重要です!
スニーカーなどだと靴が凍って割れてしまう可能性があったり、 指先が凍傷になってしまうことがあります。


そのため、 ワタシは日本でも愛用していたスノーブーツを履いたり、

モンゴルで買ったブーツの内側が毛でふわふわしているものを履い たりしていました!

現地の女性や、 協力隊の他のメンバーには革のブーツを履いている人もいました!
革製品はやっぱりあったかいらしく、 革の手袋をつけている人も多かったです!


靴も重要ですが、足元を守るためにくつ下もかかせません◎
モンゴルではラクダやヤクなどの毛を使ったくつ下があります🧦
デザインもいろいろあってかわいいです〜!

 

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また、動物の毛といえばカシミヤ製品!!!
これがほんっとーに安くてかわいいものがたーくさん♡♡♡
有名なのは、GOBIというお店です。


モンゴルの人は派手な色が好きなのもあって、

マフラーやコートなどのカラー展開が豊富すぎました!!
日本ではこんなきれいな色みたことなーい! みたいなものもたくさん🥺🥺🥺
色や形など自分好みを見つけるのが大変でした、、、

 

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そしてやっぱりヒツジがたくさんいて、 材料が大量に手に入るからなのでしょうか、とにかく安い〜!!!

 

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大量のヒツジさん🐑🐑🐑


友だちや母親がモンゴルに遊びに来てくれたときは必ず連れていき ましたが、
みんなしっかり買って帰っていました(笑)
中には爆買していった友だちも〜!(笑)


ということもあって、 みんな思い思いにモンゴル製品で防寒していました!

 

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隊員みんなもっこもこ〜


しかーし!ここで忘れてはいけないのが日本の企業努力!
インナーはみんなヒートテックを愛用◎
薄くてあんなにあったかいのはホントにすごいですよね!


日本×モンゴルの衣服のおかげで-20℃ の世界でも生き抜くことができました〜!
ただ、服を着ているところはちゃんとあったかいんですが、
顔や少しスマホを出そうとして手袋を外したときの手なんかは
もうめちゃめちゃ痛かったです(TT)
寒いとか冷たいとかじゃなくてもう痛い、、、


元旦に川の近くで日本の友だちがくれた凧をあげたんですが、
みんな限界すぎてぜんぜん楽しめんかった(笑)
義務で揚げてました(笑)(笑)

 

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冗談抜きで下手をすると凍傷になってしまうので、
モンゴルの冬の防寒はこれでもか! ってくらい厳重にすることをオススメします🙆‍♀

 


家の中も寒いの?

そんなに外が寒ければ家で暮らすのも大変なんじゃないの〜〜〜
と思ったそこのあなた!
それは大間違いなんです!!!


モンゴルの家(ゲルじゃなくてアパートみたいなところ)は、 すごくあったかい!
それはなぜかというと
「パール」と呼ばれる熱湯が流れ続けている筒? が家のいたる所に付いているからです!
ワタシのさいごの家では、リビング、キッチン、 寝室に1つずつ付いていました〜!

 

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これに10月〜5月までずっとお湯が流れ続けているので、

真冬でも家の中はぽっかぽか〜☀
家だけではなく、 学校やその他の施設の暖房器具もこれになります!
エアコンは新しい建物には付いていたような気もしますが、 ストーブなどは見たことないかも👀


パール自体を直に触るとホントに熱くて、
でも外から帰ってきて寒すぎる日はパールのギリッギリまで寄って 体操座りしてあたたまったり、
冷凍してるご飯やお肉をパールの上に置いて溶かしておいたり、
ちょっと乾いていない洗濯物を置いておいて乾かしたり、
といろいろな使い道がありました(笑)


ただこのパール、さっき書いたように10月〜 5月までずっとつきっぱなしなんですよね。
でも10月とか5月とかって暑いときは20℃( マイナスじゃなくプラス)にまでなるときがあるんですよね。
暖房ついてたら暑いったらなんの(笑)
けど切ることはできないので、 窓を開けて風を入れて調整するしかありませんでした(笑)
まあ寒いことの方が多いのでそんなに苦ではなかったです(^^)

 


日本の家だと朝起きたときに寒くて布団から出たくなかったり
お風呂場が寒かったりすると思うんですけど
モンゴルの家はそれがまったくないので
めちゃめちゃ快適でした!!!


その点では、モンゴルの冬の方が過ごしやすいな〜 って感じですね!


日本の冬とは違う寒さ
そうはいっても-20℃とか寒すぎるでしょって思いますよね?


寒いは寒いんですけど、-20℃もあるの?って感じでした。
それはなぜかというと、 日本は湿度がすごいので底冷えのような寒さがあり、 ブルッと寒くなりますよね。
モンゴルは乾燥しているので気温はすごく低くても冷えるってゆう 感覚がそこまでなかったような気がします🤔


また日本の冬ってけっこう天気もどんよりしたイメージがありますが、
モンゴルは基本的にすごく天気がよくて晴れていて太陽がサンサンしている昼間は
気温は氷点下でもあったかい〜とさえ思ってました!
(それはちょっと感覚が狂ってたって可能性もありますが(笑))

 

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太陽サンサン!空気もきれい!


まあ冬の日照時間はめっちゃ短いので、 けっきょく登下校の時間は寒かったんですが(笑)

 


けどやっぱり日中はあたたかくて、
着ている服も防寒ばっちりで(素肌が出てる部分だけは地獄(笑) )
家の中もぬくぬくなので
ワタシ的にはモンゴルの冬の方がよくて
20℃くらいちがうけど日本の冬の方が寒くて苦手です(笑)


さらにさらに!モンゴルの冬の特徴としておすすめがあります!


乾燥していることで見られるものがあります!
それは雪がしっかり雪の結晶のカタチで見えるんです❆

 

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これすごいですよね!!!

 


べたっと水分を含んで降ってくるわけではないので、

肉眼ではっきりと衣服に雪の結晶がついてるのが観察できます〜!
めっちゃきれい💫


さらさら雪すぎてそこらにある雪で雪だるまを作ったり、 雪合戦とかはできません🙅‍♀

 


また晴れの日が多い極寒だからこそ、 ダイヤモンドダストを見ることも多かったです!


雪の結晶もダイヤモンドダストも理科で習ったやつ〜!と
きれいで神秘的な自然現象にとても感動したのを覚えています。


これあんまり体感してない人にはわかりづらいと思うので
ぜひ! 極寒のモンゴルに行ってみて日本の冬との違いを感じてください🌟

 


極寒だからこそ楽しいコト!

そんなマイナス世界ならではのことをたくさん体験してきました〜 !


まずは、 冷蔵庫が壊れたときや停電したときに外に置いとけば自然と冷蔵庫 の代わりになること!
むしろ冷凍庫になってるので若干凍っちゃう(笑)

 

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ワタシのいつの日かのストーリー(笑)


そして、川や池が完全凍結する!
夏のあいだは池のところが、冬のあいだは完全に凍るので
みんな近道のために池の上を平気で歩いていきます!

 

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アパートまでの直線ストレート(笑)


池だけではなく、 流水のこんな川幅がおっきな川でさえ凍っちゃうから驚き(・o・ )
かわいい親子が凍った川の上でソリして遊んでました😊

 

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人だけでなく車も凍ってる上を通っていっちゃうのですごい!!!
ホントにいつか落ちるんじゃないかとヒヤヒヤします💦


寒すぎるモンゴルでは大きな湖も凍るので、
その上で氷祭りが開催されるのです☃
在住中の1年めはワタシが療養帰国中、

2年めはコロナの影響で行くことができなかったので
いつかぜったいに体験してみたいな〜!と思っています!!

 

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夏にフブスグル湖もきれいやったけど冬の氷祭りでも行きたい!


先ほど述べたようにモンゴルは乾燥しているのと
天気がいい日が多く太陽サンサンなので
雪は降っても町中ではそんなに積もるってことはないのですが
山や丘などではやっぱり積もる!


ちがう学校の体育の先生にクロスカントリースキーに連れ出されました(笑)

 

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何時間歩いたんやっけか、、、しんどかったなあ(笑)(笑)


ワタシの任地よりも北にありロシアに近い同期隊員の地域では
丘でガッツリとソリ滑りしてきました〜!!
とんでもない距離を滑り落ちました🛷

 


大人ぎゃあぎゃあはしゃぎまくりました!
楽しかったなあ〜♡♡♡

 

 


あとは、 もっこもこに防寒させられている子どもたちがかわいすぎる〜🥺💕
学校から出る前に玄関前で迎えに来たおじいちゃんおばあちゃんや おねえちゃんに
ニット帽を深く被せられてマフラーぐるぐる巻きにされるがままに されている姿が
たまらなくかわいくて日々の癒やしでした◎


もっこもこのちっちゃい子は正義ですね。
かわいさしかなかった。

 

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この子はモンゴルの民族衣装であるデールを着ています!

1番はじめに防寒着としてコートやダウンについて書きましたが、
デールもまた最強です!!!

生地をいろいろ工夫できるので冬用のデールはすごく生地が分厚く なっていたりしてとてもあたたかい!!

遊牧民が冬の草原で仕事をするのに着ていたり、

町中でもご年配の方たちはデールで過ごしていました👀

 

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寒い中でも働くかっこいい男たち♡


にしてもかっわいいですね〜♥


モンゴルの冬の1番のおすすめの楽しみ方は
もっこもこ防寒のちっちゃい子を眺めることです😌(笑)

 


おまけ

1月に同期4人でロシア旅行に行きました!


世界一の透明度を誇るバイカル湖も凍っていて、 そこでスノーモービルをしたり
日本でゆうとワカサギ釣りのようなことをしてきました!
寒かったけどとてもたのしい経験でした◎

 

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速すぎた、寒すぎた(笑)

 

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たまたま居合わせた人に見せてもらって最終魚もらった🐟(笑)

 

透明度世界一だけあって氷の透明度がハンパじゃない〜!!
美しすぎる〜!!!
御神渡りみたい!

 

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こーーーんなに透明!(笑)


あとモンゴルでもぜったいできたけど
なんかやろうやろうってゆってやってなかった
みかんやバナナを凍らせることやタオルカチコチにすることカップ ヌードルを食品サンプルにすることも
やってきました!!
食にがめつすぎて少し量が足りなくて、 理想とは遠かったけど無事に成功しました(笑)

 

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このように極寒すぎることをめちゃめちゃ楽しんでいました〜!!


協力隊の行く途上国っていうと暑い国のイメージがあると思います が
モンゴルという独特の場所への派遣は
ワタシにとって自分では選ぶことのなかった新しい発見をたくさんもたらしてくれました。

 


帰国して2回めの冬を日本で過ごしていますが、
もう一度あの日本とはちがった寒さと暮らしのあるマイナス世界の冬を体感したいな〜と思うことがあります🤥

 


早く自由に国を行き来できる世の中に戻ってほしいものですね!


日本でもまだまだ寒い日が続くと思いますが
みなさん体調に気をつけて乗り切っていきましょうね〜!

 

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