新卒のホンネ!~協力隊活動を通して~

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ゲルに住んでたの?!

みなさんこんにちは〜◎

 

もうすっかり春ですね🌸

お花見はされましたか\( ˆoˆ )/?

 

日本の四季ってやっぱりいいな〜!

季節の花々とか旬の食べ物とかって

ステキだな〜!と

思うようになったのは

海外に出たからなのか、

歳をとったのか🤔(笑)

きっとどっちもなんだろうな〜

と思います。

 

さて、

今回のテーマは

「暮らし」ということで、

お話を進めていきます〜!

 

、、、とはいっても、

なんか前の投稿で暮らしについて

触れた部分もちらほら。

 

少しかぶるところはあるかもですが、

割愛してるかもしれませんが、

その辺は多めにみてください(笑)

 

 

住居

まず、

「モンゴルに2年弱住んでた〜」

というと聞かれるのが、

タイトルの通り(笑)

 

「ゲルに住んどったっん?!」

「ゲル以外に住むとこってあるん?!」

 

そうですよね、そうですよね〜

ワタシ自身モンゴルと聞くと

遊牧民、住居といえばゲル

のイメージしかありませんでした。

 

モンゴルのゲル🇲🇳乾かしたいもの干しまくり(笑)

しかし、

ワタシが知る限り、聞く限り、

モンゴル隊員で

ゲルに住んでいた隊員はいません!

(過去を遡ればいたりするんかな〜、)

 

隊員が活動しているのは

草原ではなく町中なので

そこではモンゴルの人たちもだいたい

モンゴル語

「バイシン」と呼ばれる

アパートに住んでいます!

 

子どもの躍動感(笑)バイシンのまわりにはいつも子どもたちがたくさん!

 

このバイシンは、

チョイバルサンだけなのか

他の地域もそうなのか、

それはあまり定かではありませんが

◯番バイシンという風に

名前がつけられています!

 

日本だと

〇〇ビルとか〇〇ハイツとか、

はたまたオシャレっぽいカタカナの名前

がついてたりすると思いますが、

 

とりあえずチョイバルでは、

建てられた順に番号が振られていき、

バイシンの区別がされます。

 

私が居た時に出来た、

すごく新しいバイシンは、

10くらい番号を飛ばして100番バイシン

と呼ばれていました〜

 

なんでやったのかは 不思議です(笑)

 

モンゴルのこういったアパートは、

家族で住むことを前提に作られています。

 

なので、

そこに1人で住んでいるというと、

モンゴルの人たちには

「1人で住んでるのか?!」

「寂しくないのか?!」

とよく聞かれたものでした(笑)

 

確かに、

リビングがあって、

キッチンがあって、

寝室があって、

しかもその部屋1つ1つが

大きいとなると、

まあ広さを持て余してはいました(笑)

 

おかげさまで運動だったり、

いろいろな物を製作することには

困りませんでしたが!

 

ラダーも作成できちゃう〜!

あと、

トイレや湯船はしっかりありました!

これがバストイレ別か、

ユニットかは日本みたいに

家によりけりです(笑)

 

生活インフラ

電気

モンゴルの住宅のインフラ環境はというと、

けっこう安定していました!

電気は停電することは

ほとんどなかったように思います。

 

ただ、

いろいろな家電を同時に使いすぎて

ブレーカーが急に落ちたり、

配線とかが古いためショートすることは

よくありました😂

 

水道

水道は、

きれいな水とは言いがたいのですが、

断水もそんなにありませんでした。

 

断水後やしばらく使っていないと、

めちゃめちゃ茶色い水が出てきましたが、、、

 

たまーーーーに

洗濯をしている水が茶色いのが、

服の汚れなのか、

そもそもの水の色なのか

わかりませんでした(笑)(笑)

 

ちなみに洗濯機は二層式が一般的で、

はじめて使う二層式に

はじめは戸惑いましたが、

慣れてくるとなかなかに便利だな

と感じるようになりました\( ˆoˆ )/

 

洗うときは手洗いでも

あまり苦ではなかったし、

なんなら手洗いの方が楽

ってこともあったんですが、

やはり脱水は機械に頼るのが

ありがたかったですね〜🤔

 

手で水をしぼりきるには限界がある、、、

特にごつい冬服を洗ったときは、

手で絞っただけじゃ

もう水がぼっとぼと。笑

 

ベランダがなく

部屋干しなのでそれはそれは悲惨です( ◠‿◠ )

 

ただ、

もともとは洗濯機を置くことを想定して

家が作られているわけではないので、

迷える置き場所、、、

 

はじめの家では浴槽の上に板が敷かれ、

その上に洗濯機が乗せられていました。

 

洗濯機って働いてるとき動きますよね?

ガタガタしますよね?

 

、、、落ちちゃいますよねーーーー。

 

悲惨なことになりました(T T)笑

 

任地赴任して

1週間も経たないうちの出来事、、、

メンタルブレイク💔

 

また、

日本のように

洗濯機用の水道や排水がないため、

水を入れる時はバケツ

(シャワーが届く家ならシャワーから)。

 

排水される時はたらいを置き、

いっぱいになったら浴槽に流す

というような感じで、

大変は大変でした!

 

1回の脱水でたらい以上になるので、

放置しすぎると水が床に溢れてこれまた大変。

 

いっぱいまでたらいに水が入ってたり、

重すぎると浴槽まで運んでいるうちに

こぼれるので、これまた大変。

 

あれ、、、

思い返してると便利だと思った要素が、

めちゃめちゃちっちゃくなってきた(笑)

 

インターネット

インターネットは

Wi-Fiを契約して家で使用していました!

通信量などのプランも選べる感じで、

日本とあまり変わらないな〜と思いました◎

 

インフラはホントに

途上国に住んでるとは思えないほど、

わりと安定していましたが、

天候が荒れてるときとかはさすがに断水や、

停電、ネットも通じないことが多かったですね〜

 

 

話は少し変わりますが、

上ではじめの家と書いていますが、、、

実はワタシは派遣中に4つの家に住みました!

 

モンゴル人は遊牧文化からか、

けっこう引っ越すことも多いらしいですが、

モンゴル人並みに引っ越しました(笑)

 

16番

17番

(家なきこの2ヶ月居候生活14番)

36番

 

だんだん新しい建物になって、

やっぱり新しい方がキレイだし、

水道から出る水もキレイだなと感じました(笑)

 

引っ越した理由はそれぞれですが、

これを書くとまたややこしくなるので、

またいつかの機会にでも🤫

 

それこそゲル1つ支給してくれればそこにずっと住めたのに(笑)

 

冬を乗り越えるために

そして忘れてならないのは、

モンゴルの極寒にどう耐えるのか問題!

 

前回も書いたかもですが、

モンゴルの建物には

「パール」と呼ばれる

常に熱湯が流れ続けているパイプ?

のようなものが壁についています!

 

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各部屋に1つずつくらいはついていて、

これがホントにあったかい!!!

 

常に暖房が入っている状態なので、

日本のようにお風呂上がりとか、

朝起きたときの底冷えが

まーーーったくなくて、

おうちは常にステキ空間、

しあわせ空間でした♡

 

また、

このパールをすぐに乾いてほしい洗濯物を干したり、

冷凍肉を早く解凍するのに

役立てたりもできました◎(笑)

 

また、玄関ドアや窓が2重だったりするのも

防寒対策なのかもしれません!

 

窓は大体の家で上部分しか開かないため、

暑い日とかは少し困ったこともありましたが、

暑いよりも寒いがほとんどのモンゴルだったので、

どうってことありませんでした👀

 

モンゴルでのアパート生活は、

散々引っ越した以外は

ほとんどゆうことなしの生活でしたね〜

 

ゲルはまた、ぜんっぜんちがう生活なので、

いつかの機会にお伝えできたらいいな〜

と思います!

 

乞うご期待!!!

 

買い物

買い物は、近くのスーパーや、

少し遠めの現地語でザハと呼ばれる市場

に行っていました!

 

主に、お肉や野菜、果物はザハで買ってましたね!

なんせ安くて新鮮だったので!!!

あとは、ザハのおばちゃんたちと

お話しするのが楽しかったから〜✌️

 

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モンゴルは

あまり野菜の種類が豊富ではなくて

(もともと遊牧民文化では野菜を摂る習慣がない!)、

カレーの具材(じゃがいも、にんじん、玉ねぎ)

が一軍でお目にかかれるもので、

それに加えピーマンやキャベツは

大体あったような気がします。

 

その他、大根やナス、かぼちゃなんかを見かけたときはもう即買い!!!

食べたかったよ〜〜〜って感じです😭(笑)

果物はロシアや中国から輸入されたものが並んでいました〜!

 

ザハではお肉が肉塊で売られてました!

 

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肉塊見て、

「この辺を1キロちょうだい〜」

と指で指して言います。

 

1キロってすごい量な気がしてるけど、

肉がごはんの主役でしかない

モンゴルの人たちからすると、

めっちゃ少ないらしく、

5キロくらいは買いなさいと

言われたものです(笑)

 

ザハで売られているのは、

ウシ、ウマ、ヒツジの肉なので、

豚肉やトリ肉はスーパーの冷凍のものを買っていました。

ただそれはけっこう高かった記憶があります!

 

ザハでは、

旧正月前になると

ヒツジさんがホントのまるごとで売られる🐑

 

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また、モンゴルではけっこう、

日本の調味料などを買うことができました!

 

ホームセンターのようなところに行くと、

ヤマサの醤油やカゴメケチャップ

に出会うことができたし、

スーパーでもたまーーーに

カレールーやキリンのビールが並んでいました!

 

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みりんや酒などは首都に上がったときに、

ここぞとばかりに買っていました◎

 

町中に突如現れた我らがダイソー様!!!

 

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というわけで、

家では日本の調味料や手に入った野菜を駆使して、

日本の家で食べるようなご飯を自炊していました!

 

食事

モンゴル料理が苦手なわけではありませんでした!

むしろすき♡

 

お肉と小麦粉を使って、

塩味というのがモンゴル料理のデフォルトでしたね。

小麦粉で作った生地でお肉を包んで蒸してボーズ。

 

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ボーズはモンゴル人のソウルフード

揚げてホーショール。

 

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小麦粉をうどんにし、

スープにお肉とうどんを入れてゴエモンテイシュル。

お肉と野菜を入れて焼きうどんにしてツォイバン。

 

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コロナによる緊急帰国で

最後に食べたモンゴル料理はツォイバン!

めっちゃすきでした〜!

 

モンゴルの人たちは

肉がないごはんはごはんじゃないと言います。

そんなの飯のうちに入んねーよ。的な(笑)

それほどまでに肉食文化!だからあんなにみんな強いのか、、、。

 

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お肉の種類は

家庭や地域によってまちまちで、

ヒツジが多いですが

その他ウマだったり、ウシだったり、、、

おいしかったのはラクダ肉!

 

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南のゴビ砂漠の地域のラクダ肉のホーショールは、

隊員の中でも絶品と噂されていましたが、

ホントにおいしかったあ🥺

 

モンゴル料理は

手短にパパッと食べられるものが多く、

安くて、お腹も満たされるので、

学校の昼休みなどのお昼にはよく食べていました!

 

外で散々モンゴル料理は食べられるので、

家では日本の味を作っていたというわけです◎

 

その他(海外で人生初のひとり暮らし!)

ちなみにモンゴルが人生初のひとり暮らし!

料理上達したのはしざるを得ない

この状況だったからな気がするので大感謝(笑)

 

今回はモンゴル隊員の一例を

ご紹介させていただきました!

ゲルに住んでいたのかという

ご期待にこたえられず申し訳ありません🙇‍♀️

 

きっとモンゴル隊員は各国の協力隊員の中でも、

住居やインフラ的には恵まれている方

なのではないかと思います。

 

それでもやはり、時折途上国感は垣間見えました。

ただ、少し不便もある方が、

生きる力を育む上ではいいですよね!

 

、、、今またあの生活をするとなるとできるんだろうか。

日本のテクノロジーに甘んじまくってますね😂

 

とりあえず書いてたら

モンゴル料理とても食べたくなった!(笑)

はやくまた自由渡航できる日が来ますよーに🇲🇳

 

ホントにおいしかった南ゴビのラクダ肉のホーショール🐪

 

それでは今回はここまで〜!

Баяртай(バヤルテイ):さようなら〜🙌