ケニア 体育教師
自己プロファイル
名前:塙 慎太郎
派遣国:ケニア
隊次(具体的な派遣期間):2018-1
協力隊派遣前の専門学校・短大・大学(所属学部やゼミ):日本体育大学
資格:保健体育教員免許、中高
職種:体育
配属先:Sori Boys High School
活動対象:14~18歳 男子
要請内容:体育の授業、クラブアクティビティ、日本文化紹介
~自己紹介~
ジャンボ〜!!
茨城県出身の塙慎太郎です!
今年の3月までケニアで体育の先生をしてました!
趣味は筋トレと読書です。
読んでくれている方の参考になったら嬉しいです!!
~現地でのことについて~
①現地で活動して良かったと思った瞬間
体育の授業を毎日楽しみにしてくれて積極的に参加してもらえたとき。比較的楽しみやすい球技以外にもダンスや長距離走も取り入れたが中々反応が悪かった。どうすれば楽しみながら、授業の目的を達成できるか考え工夫した。
結果的に参加人数が増加したり、生徒の反応もとても良くなった。そう感じられた瞬間はとても嬉しかった。
②活動で苦労or辛かったこと どう乗り越えたか
1クラスだけ授業態度が悪い生徒が集まったようなクラスがあった。他の先生も手を焼いていたみたいで、私も初めはとても大変だった。また他の先生は木の枝などを使って体罰するのに対して、私は口だけの指導だったため生徒からしたらふざけやすい環境だったのだと思う。その問題は完全に解決したわけではなかったが、クラスのリーダーとコミュニケーションを頻繁にとり、私でなく生徒同士で注意できる環境づくりを心掛けた。
③要請内容への取り組みとその後
主に体育の授業、クラスアクティビティ、日本文化紹介の三つが要請内容に挙げられたが、それらは思ったように大体活動できた。クラスアクティビティでは球技大会やダンス大会に向けて指導を行なったが過去最高の成績を上げることができた。日本文化紹介ではケニア隊のボランティアを招き文化交流会を行った。配属先からも生徒からもとても良い反応を頂いた。
④要請内容外での取り組みと展望
教育分科会に所属し児童留置所にて体育の授業を行った。限られた敷地内でチームプレーのできる大縄跳びを取り入れ、現地のスタッフとともに指導を行なった。現地の先生は子どもたちのことをよく理解して、授業を盛り上げてくれた。先生方からは学ぶことがとても多かった。
⑤現地での活動や生活(隊員生活)で得たもの
自分に自信がついた。ケニアという異国での生活は簡単なことばかりではなかったが、毎回発生する問題をなんだかんだしっかり解決し、やり遂げられたことはこれからの人生でも活きてくると思う。また関わった協力隊の方にはとても恵まれた。尊敬できる、素敵な人が多かった。二年間でできた繋がりもとても大きな財産になった。
⑥新卒だから出来たと思うこと、逆にもっとやっておけば良かったこと
学ぶ姿勢を忘れないで活動できた。活動はいつも学ぶ意識を持って取り組んだ。経験がない分余計なプライドも持たず、素直に分からないことは分からないと伝えることができた。協力隊は困った時に手を差し伸べてくれる現地の仲間作りがとても大切だと思う。
もちろん語学力や日本のこと、専門知識を蓄えることはとても大切だと思う。しかし現地の生活は現地に行かなくては分からないことが多い。何事も準備するに越したことはないが、想像とは違ったものが待っていると思うから準備したことにあまり期待し過ぎない方がいいと思う。
~協力隊全般について~
⑦訓練所での感想
訓練所はたくさんの出会いがあり、勉強に集中できる環境作りもしっかりあり素晴らしい場所だと思う。しかしあれだけ人が集まると色々な考えがあり、私はアンチ新卒の方に長々とご指導を受けた事がある。笑 その時は少し落ち込んだが、自分が新卒で行く事に対してしっかり向き合う良い機会になったと今は思う。
日記を書いていたら良かった。
⑧選考時はどんな面接だった?
内容は忘れたが、とても話しやすい雰囲気で堅苦しさはなかった気がする。
⑨何故受かったと思うか
私は大学で開催していた協力隊経験者による面接練習などには参加しなかった。(実際は2回くらい呼ばれて参加したがやる気がないとみなされ帰らされた)そこで暗記というよりは言いたいことを頭でまとめて、型式ばった言い方ではなく自分の言葉でしっかり伝えようと心がけたのが良かったのだと思う。
~語学について~
⑩協力隊の面接受けた時の語学力は?
もともと海外に興味があり短期のホームステイや海外旅行の経験があった。語学力は中学校英語に毛が生えたくらいだったと思う
⑪現地で語学は通用しましたか?
基本的に英語を使っていたが困った事はあまりなかった。
現地地語は活動では使わなかったが、町の人とのコミュニケーションで使っていた。現地語で挨拶するだけでとても喜ばれます!
⑫どのように語学を勉強したか?
目標がなくては勉強ができないタイプなので、帰国後のTOEICを目標にそのための勉強をした。覚えた単語をできるだけ使って話すことを心がけた。
最後に…
話を聞いたり、読んだりしただけじゃ伝わらない感動があります。
協力隊本当に最高でした。
Twitter: @kame870
何か聞きたいことなどありましたら上記TwitterからDMお待ちしてます!!