ザンビア共和国 小学校教育(算数)
自己プロファイル
派遣国:ザンビア共和国
派遣期間:2018年7月~2020年3月(コロナウイルスの影響で途中帰国)
出身大学:国士舘大学体育学部こどもスポーツ教育学科
応募時の資格:英検準2級、小学校教員免許、中高保健体育教員免許
職種:小学校教育
配属先:マノ初等学校
活動対象:配属先の教員、生徒
要請内容:算数を担当する教員の指導力向上、算数の授業改善(5,6年生)
自己紹介
大学卒業後、すぐに教員として働くには経験が浅い、人としての面白みがないという思い、大学卒業時点での自分の教員としての実力はどの程度なのか知りたいという思いから、協力隊に参加することを決めた。アフリカに住んでみたいという思いもあった。
~現地でのことについて~
①現地で活動して良かったと思った瞬間
授業の内容を理解したときの生徒達の表情を見たとき。
授業に向き合うことができない生徒のやる気を出させたとき。
生徒たちが笑顔で楽しそうに授業を受け、学んでいるなと実感できたとき。
現地の人が自分と関わり、楽しそうにしている姿を見ることが派遣期間の最大の心の支えとなった。
現地に住み、徐々に自分がその町の一員になっていく感覚もまた、現地で活動して良かったと思った瞬間である。
②活動で苦労or辛かったこと、どう乗り越えたか
配属先の教員達の欠勤が多く、自分一人でクラスを任される日が多かった。
算数の授業しか行っていない自分にはクラスをまとめることが難しく、苦労した。
この問題を解決するために、教員達には毎日出勤してほしいと活動当初は頼んでいたがなかなか改善されないため、私の好きなようにクラスをまとめることで教員達が欠勤するときでも楽しめるようになった。
③要請内容への取り組み
算数を担当する教員とともに、授業を計画、実地することで指導力向上につながったと考えている。
生徒の学力向上においては、学力の差が大きく一人一人に合った指導をするのに苦労した。授業内で理解できない生徒たちには、空き時間、休日などを利用して指導をすることで、授業についてくるよう、学力の差が縮むように努めた。
④要請内容外での取り組み
二年間という短い期間を無駄にしないために、配属先の教員や生徒たちとは積極的に関わるようにしていた。
食事や娯楽、とにかく現地の人と触れ合い、楽しんだ。現地に馴染むことで活動がうまくいくこともあった。
⑤現地での活動や生活で得たもの
自分の長所、短所がより、浮き彫りになったと思う。
感情的になることも多く、その中で自分の内面を改めて確認でき、自分の周りにはどんな人がいて、どのように関わってくれているのかを知ることができた。現地での活動、生活を通して自分がどういった人間なのかを再認識することができた。
⑥新卒だから出来たと思うこと
知識や技術をもっているに越したことはない。新卒できてしまったことに後悔したこともあったが、協力隊後の進路選択においては視野の広がる、良い期間であった。
~ 協力隊全般について~
⑦訓練所での感想
様々な良さを持った人たちと関わり、学ぶことができる、一人で集中して学習することもできる、好きなことを好きなように学ぶことのできる期間であった。
⑧選考時の面接
大学で学んだことについて質問された。体育を専門としていたので、体育の指導要領からの質問などがあった。
なぜ協力隊を志望するのか、動機を聞かれた。
⑨何故受かったと思うか
要請内容に自分が適していること、自分の特徴やしたい事が要請内容と一致していることを伝えることができたから。
⑩協力隊後の進路
協力隊の経験を通して、改めて教員になりたいと思えた。大学在学中の時よりも、気持ちに迷いがなく、素直に教員になりたいといえる。
~語学について~
⑪協力隊の面接を受けた時の語学力
英検準2級の資格のみ。英語に苦手意識を持っており、本格的に勉強を始めたのは、訓練が始まってから。
問い合わせ先メールアドレス(なんでもお気軽にどうぞ!隊員の紹介も可能です)
shinsostunohonne@gmail.com まで!