新卒のホンネ!~協力隊活動を通して~

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African English ~英語は英語でも…?~

“観光客受け入れ開始”

なんてニュースが耳に入るようになってきた今日この頃。

 

現地に戻る協力隊も着々と増えています。

 

さらに、2022年春募集も始まっています!

募集情報 | JICA海外協力隊

https://www.jica.go.jp/volunteer/application/index.html

 

☝興味のある方は、是非ご覧ください!!

 

 

さてさて、

今日は現地の人の英語 “African English” について。

 

私はザンビア隊員だったため、

この記事は “African English” というよりは

“Zambian English” の紹介になりますが、

実際に現地でどんな英語が話されていたか、紹介していきます☆

とあるバーの壁画。ボトルの口小さすぎね。笑

 

 

発音

まず発音について。

 

私が初めてザンビアの英語を聞いた時の印象は、

「聞きやすい!!」でした!!

 

割とカタカナの発音をするため、

日本人はなじみやすいのかなと感じました。

 

単語

ただ、その中でも独特な発音がありました...

 

☟コレみなさんはどのように発音しますか?

・Work

・Learn

 

(“r”の発音は今は置いといて、)

だいたいこんな発音だと思います。

・Work(ワーク)

・Learn(ラーン)

 

ですがザンビア人は、

・Work(ウェーク)

・Learn(レーン)

と発音します。

 

もはや違う単語になっちゃいますよね。笑

Iwe~!(あんた~!)と話しかけてくる近所のおばさん。

 

語尾には

そしてなんとも聞き取りにくいのが「語尾」。

 

例えば、

「食べて!」という時の “Eat!” ですが、

“Eat”(イーティ!)と聞こえます。

 

要するに、語尾に“i”が付きます!

 

言い方が強くなればなるほど、

語尾の”i”が強調されるんです。

 

これはどんな文章や単語にも付くのですが、

例えばこんなのにも。

 

But (バッティ)

And (アンディ)

Do you want to use this? (~ディスィ?)

 

慣れれば分かりますが、

初めて聞いたときは自分の耳を疑いましたね。笑

 

表現

続いて、表現について。

 

この表現の仕方は現地語からきているのかな?と思いますが、

これも独特なものがいくつかあります。

 

時間の伝え方

まず、“hours”。

本の学校では、

”One hour”は1時間と訳すと習ったと思います。

 

ザンビアでは、

この“hour”を“o’clock”の代わりに使います。

 

“What time is it?”

“10 hours.”

 

なんだか不思議ですよね。

 

もちろん1時間と言いたいときも“one hour”。

ニュアンスで区別をします。笑

 

また、“午後3時”は“15 hours”です。

日本で「15時」というのと同じですね。

 

”Me”から始まる文章

また、こんな表現もあります。

 

“Me, I don’t care.”

 

これは、現地語で話すときに使う表現から来てそう。

現地語では、主語の前に目的格を言ってから文章を始めます。

 

例えば、

“Ine, ndi waku Japan.”

(Me, I’m from Japan.)

 

これが現地の英語にも影響しています!

なんだか慣れない表現ですね。笑

どんどん寄ってくるザンビア人。私はどこでしょう?

 

現地の英語に早く慣れるには?

ここまで、現地で私が見てきた英語の表現を紹介してきましたが、

これらはあくまで一例です。

 

ザンビア以外の国に行ったらまた全然違うかもしれないし、

もしかしたらもっとわかりにくい英語を使っている国もあるかもしれない。

 

そんなことを想定しながら任地に行ったら、

ギャップをあまり感じることなく

馴染めるかもしれませんね☺

 

もし現地で言語に悩んでしまったら、

☟こんなことしてみるといいかもしれません!

 

現地の人といっぱい話そう!

方言があったり、言葉の使い方が違ったりするのは

どこに行っても同じです。

 

現地の人と話して、表現がわからなかったら聞く。

そしたらきっと教えてくれます☺

 

現地の表現を使ってみよう!

これは賛否両論ありそうですが、

その英語の使い方なんだか間違っているような...

なんて思うこともたくさんあります。

 

ただ、それが現地での使い方だと思います。

 

私はザンビアで、

work(ウェーク)とかhoursとか、

がんがん使っていました。笑

 

その方が伝わるし、

現地の人も私のことをすぐ受け入れてくれました✌

 

日本人の友だちに聞いてみよう!

もしどうしてもわからないことがあったら

やっぱり日本人に聞いてみるのが早かったり。笑

 

受け入れられないことも相談してみたら解決するかも!?

 

同じ場所にいる隊員や、

帰国している先輩隊員もあり。

 

何かあったら相談したり聞いてみたりしよう!

楽しいが一番!!

 

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さらっとでしたが、

私の経験をもとに現地での言語について紹介しました。

 

少しでも、この記事が皆さんの参考になりますように...

 

もし現地で悩んでいる方がこれを見ていたら...

今この瞬間を楽しむことを忘れずに!

言語はただの手段ですヨ☺

 

では、また次回~!!