現地語ってなんじゃい?
〈ザンビアの現地語で〉
Muli shani, bonse~!?
みなさん、元気ですか~!?
コロナウイルスも落ち着かず、
まだ海外にゆっくり行けなそう、、
と思うと気持ちが沈みますが、
最近の私は、
写真を見て思い出に浸りまくり、
行きたい気持ちをカモフラージュしております!!!
(行きたい気持ちが増している気がしますが、、)
早く海外に気軽に行けるようになることを祈って、、
アーメン!
本題に入る前に宣伝ですが、
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ぜひ見てみてくださいね📷
途上国の写真など、随時アップしていきます~!
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さてさて、
前置きがいつも長いですが←
今日のお題は、
冒頭のあいさつでも使った現地語について!
協力隊の派遣される国々では、
公用語の他に現地の言葉があることも多々あります。
「言語がいくつもあって、大変じゃない、、?」
「両方使わなきゃいけないの?」
今日は私の思う現地語の大切さについて
ザンビアで感じたことをもとに
お伝えできたらと思います!
訓練所で勉強するのは公用語
JICA海外協力隊に合格すると
派遣前に言語や生活についてなど訓練がありますが、
その訓練のほぼ半分が言語!
ただ、それはほとんどが公用語の訓練なのです。
☟こちらもとうぞ~!
shinsotsunohonne.hatenablog.com
現地語の訓練は現地で行う
現地語の訓練は現地で行います。
(国によって差がありますが!!)
ザンビア隊員(2018年派遣)の場合、
現地について3週間から1か月ほど、
首都の事務所で研修を受けながら、
隊員ドミトリーで共同生活をするのですが、
そのうちの5日間が
現地語を学ぶ研修でした!
なんといっても、
ザンビアには約70種類もの現地語があるので、
勉強する言語は派遣される地域によって決まります。
中部北部はベンバ語、首都付近はニャンジャ語、
中南部はトンガ語、南部はロジ語、
私はべンバ語を勉強しました。
ザンビア人の先生に教えてもらいましたが、
現地語で現地語の指導するから
もうわけわからない。笑
(後半は少し理解できるようになりましたが。)
5日間で音に慣れることはできましたヨ!!
任地では、、?
まあそんなこんなで一応現地語を学んでから
自分たちの任地に行った私ですが、
任地では実際どうだったのでしょう!?
学校(配属先)では
まず初めに先生たちに挨拶をすると、
みんな英語で話しかけてくれました。
”あーよかったーーー”
と安心しましたが、
一度習ったベンバ語で挨拶をしてみると
「あんたベンバしゃべれるの~!!」
「〇×△◇×〇...!!!(ベンバ語)」
挨拶だけだよ!!と言わないと
ぶぅわーーーっと喋られます。笑
とりあえず先生と話す分には問題はありませんでした。
次に生徒に話しかけてみると、
挨拶や定型文は問題なし。
”あ、案外英語でいけるんだな~" と思い、
担当していたグレード8(日本の中学2年)の生徒たちに
英語で授業をしてミニテストをしてみると、
わけのわからない文章や単語続出。
私の英語が全く理解できていなかったり
英語の読み書きが全然できていなかったりする生徒が
多かったようです。
のちに、他の先生がそのクラスの生徒を教えている様子を見に行くと、
ほぼベンバ語。
それじゃ全部英語じゃ無理よね~😢
私はグレード10(日本の高校生)以上を
担当にしてもらいました。
担当を変えてもらえただけラッキーだったと
今では思いますね。
町では
さて、町に出てみると現地語の嵐!!!
おば様方が何を話しているのか、
この店では何の宣伝をしているのか、
全然わかりませんでした。笑
知らない人も、
「Iwe!!(あんた!!)」
と現地語で話しかけてくる。
それに振り向いてしまうとまた
「〇×△◇×〇...!!!(ベンバ語)」
こりゃ大変だと思いましたが、
彼らは英語で伝えれば何とな~く理解できるようで、
買い物も英語でできてしまうことがわかりました。
なーんだ、じゃあ英語わかればやっていけるじゃん!👍
と思いたいところですが、
実は現地語もとっても大切なんです。
現地語は距離を縮める!!
私も初めは全然分からなかった現地語ですが、
挨拶はできると知ったザンビア人が
少しずつ教えてくれるようになりました。
英語がわからないマーケットのおばちゃんたちも
「I Chibwabwa(これ チブワァブワァ{かぼちゃの葉})」と
現地語を教えてくれ、
その代わりに私も「Pumpkin leaves」と
英語を伝えるようになり、
お互いの距離が縮まっていきました。
そのうち行くたびにおまけをくれるようになったり、
通りかかるだけで話しかけてくれるようになったり、
それを見ていたまわりの人たちも笑いながら聞いてくれたり、
私がどんな人か知ってくれたり、
町全体に少しづつ認められていったような感覚になりました。
その感覚が楽しくて楽しくて
帰国前にはほとんど現地語で会話ができるようになりました✌
プライバシーなんかまったくなかったですけどね:-P
同じく、配属先の先生たちや生徒も
現地語を使うとめちゃくちゃ喜んでくれて、
「どこで勉強したの!?」
「日本では何語話すの!?」
と質問もたくさんしてきてくれるようになりました。
今思うと現地語のおかげで
1年9か月ストレス少なくやってこれたな~と思います。
最後に
こんな私の経験から、
◎現地語は話せて損はない
◎話せるかどうかよりも話そうとする気持ちが大切
◎単語だけでもいいから使ってみることから始める!
これが大切かな~と思います。
現地語も勉強しなきゃ...
とプレッシャーを感じるのではなく、
現地で使いながら覚えよ~!
と気楽にトライしてみてくださいネ☺
きっと現地での印象も変わるはず!?
それでは、
Tukamonana~!!
さようなら~!!
☟ご質問などありましたら、お待ちしております~!
shinsotsunohonne.hatenablog.com