新卒のホンネ!~協力隊活動を通して~

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踏み出せ!新卒参加!!~応募を決めるまでのあれこれ~

さてさて、語学力とか任国選びとかも

とーっても重要なんですがそれもさることながら、、、

そもそも新卒で協力隊に応募する!って決めるまでの意思決定の道のりの中でも、

迷いや葛藤があるところかなと思うので今回はそのあたりを自分の経験談を含め書いていきたいと思います。

(別に協力隊に参加することに迷いなんてない!協力隊しか新卒後の進路の選択肢はない!

という方にも役立つ情報はあると思うので読んでみてください〜!)

 

今回は大きく

"新卒で協力隊に行くと決めるための情報収集"

"新卒で協力隊に行くことへの不安や躊躇の払拭"

の2つを軸に書いていきます!

 

この2つについて話すために、私自身の海外ボランティアに興味を持ったことから実際に応募に至るまでを一例としてお話します。

 

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私は体育隊員としてモンゴルで活動していました!遊牧民の子どもたちとの戯れ!

 

まず、私が海外ボランティアに興味を持ったきっかけは

高校生のときにたまたまテレビでカンボジアの小学校で働いている日本人の方の特集を見たことです。

そのとき今まで気にしたこともなかった世界が広がって、もうそこからは、

自分も海外で、途上国で、子どもたちの役に立ちたい!体育を教えたい!!

という思いをずっと持っていました。

 

しかし、まだこの段階でJICAの存在は知りませんでした。

 

自分が途上国で子どもに体育を教えたいんだという夢を周囲に話しまくっていた大学時代、ある友だちが

青年海外協力隊って知ってる?」と言ってくれたことで

はじめて協力隊という事業があることを知りました。

 

その子は教育実習の担当の先生が協力隊経験者だったらしく

(この先生は後に私の教育実習の担当の先生にもなり、しかも派遣国任地が全く一緒という奇跡を生み出すというおまけエピソードがあります(笑))

先生から聞いたお話をたくさん教えてくれました◎

興味を持ったのは当然で、さっそく協力隊の事業の情報を集めはじめました!

 

まずはJICAのホームページ青年海外協力隊(⚠現在はJICA海外協力隊)のページをチェックです!

https://www.jica.go.jp/volunteer/s/index.html

(なんか応募前に私が見ていたときより、すごく見やすくコンテンツも増えた気が!)

 

事業の概要や応募方法のほか、受験から合格そして派遣までの流れもざっとわかります。

またシゴトも探すことができます!

私は大学時代保健体育と小学校の教員免許を取る課程にいたため

協力隊でも「小学校教育」か「体育」の分野で関わりたいなと思って調べました。

またカンボジアで働く人を見たことで興味を持ったため、東南アジアの地域がいいな〜とか

できるだけ小学生くらいの子どもに教える内容がいいな〜とか

いろいろ自分の希望もありました。

詳細を見れば職種や国だけではなく、

どんな人を対象にしたどんな内容なのか、

また応募にはどんな資格や経験が必要なのかなども事細かに書いてあり

自分が1番やりたいのはどれかな〜

どんなことがむいてるのかな〜

と、何度もいろいろな要請内容を行き来したのを覚えています。

 

なにはともあれ、ホームページで事業の概要やシゴトの内容、応募方法などをざっくりと理解したところで

説明会の案内があったので実際に行ってみることにしました!

現在はコロナの影響でオンラインでの説明会が主なようですが、

会場型の説明会も予定はされてるみたいですね!(今後どうなっていくかはわかりかねますが、、、)

 

説明会では、

・各種パンフレットや事業説明、いろいろな保障制度について書かれた冊子をもらう

・事業紹介の動画視聴

・実際に協力隊OB・OGの体験談を聞ける

(派遣先での話もそうだし、合格のための面接のアドバイス等も質問することができます)

といったようなことがあり、参考になりました。

 

個人的にはとにかく動画にすごく感動して

行きたいという気持ちしか高まりませんでした!!

また、私が応募したときのキャッチコピーである

"僕たちにできることは必ずある"

という言葉もとても心に刺さってモチベーションが上がりまくりました!!

 

協力隊のキャッチコピーってとにかくこう心に響くんですよ〜

2021年春募集は

"世界もあなたも、可能性に満ちている"

youtu.be

くぅー!!これもまたいいですねー!!!

 

 

また同期の他の隊員の説明会への感想は

動画よかったやモチベーションあがった以外にも

・実際に行った人の話を聞け、そこからツテができたりした

・保障がしっかりしていることがわかった

・面接対策や合格のためのイロハが聞けた

・説明会言ったって書けた方が受験のときによさそう

などがありました。

 

たしかに国の事業である協力隊はNPO等の他の国際ボランティアと比べても

金銭面の保障や安全対策の面でとてもしっかりしているというのは特徴としてあげられるかなと思います。

 

モチベーションが上がりまくって帰宅して母親に

協力隊に行きたい!という旨を伝えましたが

そのときの答えは「就職してほしい」、、、。

大学生を1年延ばしていたこともあり、少し負い目もあったため

そのときの秋募集はいったん見送りました。

 

しかし、海外ボランティアに夢を捨てきれなかったため

春休みにカンボジアでの1週間のスタディツアーに参加しました。

そこで現地の子どもたちと運動を通して関わった経験や子どもたちとのお別れのときの光景が心に強く残って

やっぱり自分が今やってみたいことはこれだ!!

と実感しました。

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カンボジアのかわいすぎる子どもたち!

 

そして再び母親に想いを伝えるとゴーサインが。

父親には教採とか働くことから逃げてるだけじゃないのかとも言われましたが、

サイトや説明会で得た情報も駆使し、協力隊の受験と並行して教採も受けること、受験失敗したときの進路をどうしていくつもりかなど

ただ考えなしに決めてるのではなく失敗したときも含めいろいろ考えた上での結論だということをしっかり伝えることで承諾を得ました。

 

また、ずっと教師になりたいという気持ちは持っていましたが、

学校以外の世界を知らないまま教師なるよりも視野を広げてから教師になりたいという気持ちもあったことも新卒で協力隊に行こうと思った理由の1つです。

 

応募を決めてからは、周りに協力隊に行った人がいなかったので

ネットで"協力隊 応募 倍率"や"協力隊 面接"などと検索

協力隊経験者のブログを参考にしたり

(このブログを読んでくださっている方はすでにそのような方法をとっているかと思いますが!)

Instagramハッシュタグ検索で#青年海外協力隊 と入れてみて自分と同じ職種の人をフォローしDMから質問させてもらったりしました。

協力隊用Instagramを個人用と使い分けている隊員も多く、鍵アカではなくわりとオープンだったりするので検索してみると繋がれると思います! 

また写真を見ることで実際の様子もイメージできるかなと!

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活動の様子や

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その国の様子など!

 

もちろん、個人的にどこかにツテがあるようなら繋がれるのが1番かなと思います。

私自身も友だちから「今度受ける人がいて〜」と連絡先を教えてもいいかと何度も聞かれています。

こころよくオッケーしてくれる人が多いと思います!

少なくとも私は自分が行ってよかったな〜と思うので

興味ある人にはどんどん行ってみてほしいため

いくらでも自分が話せる情報なら提供したいです。

 

 

 

という風にまあ大体が私の昔話みたいになってしまいましたが(笑)、

まとめてみると

 

情報収集源は

・とにかく自分の夢を周囲にこれでもかってくらい語ってみる!

(こうすることでなにかしら情報を持っている人と出会える可能性が広がります。)

・JICAのホームページを見てみる!

・説明会に行ってみる!

・協力隊員のブログやInstagramを見てみる!

・協力隊経験者と繋げてもらう!(友達の友達をたどる、Instagram等のDM)

情報収集のときからとにかく自分からのアクション!アクション!!

 

 

不安や躊躇の払拭は

・どんな事業なのかしっかり理解する!

(保障の面や制度なども理解していることで周囲を説得する際の手札にもなります。)

・協力隊の方の話を聞いたり、Instagramなどの写真投稿を見て、協力隊に行くことへのいいイメージを持つ!これを進路にして間違いないと思えるような!

スタディツアーのような短い期間の途上国支援にいったん参加してみて自分の気持ちを再確認する!

いろいろ考えることはあると思いますが自分が納得して応募するのが1番です。

周りの人は、本当に自分のことを考えてくれている人は、

しっかりと言葉で気持ちを説明すれば必ず応援してくれると私は思います。

一度親に反対されたとしてもすぐに諦めなくてもいいと思います。

 

 

世界もあなたも、可能性に満ちていますよ!!

 

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思い切ってみると想像もつかない経験ができる2年間が待っているかも!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

少しでも迷ってる人たちのアドバイスになっていればなと思います。