新卒のホンネ!~協力隊活動を通して~

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どうする!?親の説得...!!

さて、ここ最近は、

JICA海外協力隊に応募するにあたって心配なこと、

実際どうなの?ということについてあげています!

 

そんな今回は、そのうちのひとつとなるであろう、

「親の説得」について書いていこうと思います!

 

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ザンビアでお世話になったママのような人

 

親の説得

 

「JICA海外協力隊に応募してみたいけど、うちの親説得できるかな...。」

 

特に新卒で協力隊に参加しようという人にとっては、

ひとつの壁となる部分ではないでしょうか!?

 

実際、協力隊に参加した新卒の友達には、

親を説得して参加した人、

親を説得しないまま来た人、

合格してから「行くことになったから!」と事後報告をしてきた人(!?)、

いろんな人がいました。

 

やはり、やっと職に就くという時期に、

ボランティア(給料なし)の、

2年契約の、

よくわからない遠い所へ行く協力隊に参加する、

と聞くと、心配になってしまう親が多いのかもしれません。

 

そこで今回は、

誰もが納得した上で皆さんが協力隊事業に参加できるように、

親の説得の仕方について書いていきたいと思います!

(ただし!これを読んだら、全ての親を説得できるとは限りません!!笑)

 

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私のいた街

 

私のエピソード(新卒の体育隊員)

 

まず初めに、私の例を紹介します。

 

私は、教員になるために大学へ入学し、

体育の教員になるために(お金をかけて)勉強をしてきました。

親もそれを知っていたため、

教員採用試験を受けて教員になるだろうと思い込んでいました。

 

しかし、大学4年の春、

「やっぱり、このまま教員になっても、生徒に伝えられることが少なすぎる!!

「もっといろんなことを経験してから教員になりたい!!」

と感じ、協力隊に応募することに決めました。

 

そのあとすぐに、協力隊に応募したいということを親に伝えたら、

親はびっくり仰天!!

 

「大学でずっと勉強してきたんだから、教員採用試験を受けなさい!

そのために大学に入ったんじゃん」

と、協力隊に参加することに反対しました。

 

バイトも大してしなかったのに、

学費も下宿代も払ってもらって、

親がこんなに言うならあきらめるべきかな...と一瞬思いました。

 

でも!!!

やっぱりここであきらめたら後で絶対後悔するし、

行くタイミングも今しかないかもしれない!!と思い、

もう一度親に話してみることにしました。

 

さて、2回目に話したとき、親も反対はしませんでした。

しかし、やはり協力隊に参加することに対して良い印象はなく、

できれば教員になってほしいと言われました。

 

子どもの意見を主張したいけど、

早くある程度の収入がある職に就いてほしい、

複雑な気持ちだったんだろうな…と思います。

 

そこで、私はめちゃくちゃ頑張りました!!

 

まずは、

途上国で体育の普及に携わる仕事は、

今後教員になるにあたって貴重な体験になるということを伝え、

 

派遣される国も一応選ぶことができるから、

もし心配だったら、

日本から近いアジア圏や大洋州周辺を希望することもできるということを伝え、

 

少し遠くのアフリカや中南米に派遣されることもあるけど、

現地でもJICAはしっかりサポートしてくれるから、

ある程度安全な生活を送れるということを伝え、

 

最後に、どうしても自分は行きたいです!!!と伝え、

 

すると、親は私が協力隊に応募することを認めてくれました...!( ;∀;)

 

あの時は、

親を説得できて本当によかった~、

理解してくれる親で本当によかった~、

と、心から感謝しました。

 

家族も納得した上で参加できるなんて、

こんな幸せはない!と応募前にとってもハッピーになっていた私でした←

 

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ハッピーなベイビー

 

さてさて、訓練所に入り、色んな人から話を聞くと、

なんといろんな人がいるではありませんか!!

 

親が「アフリカや中南米には行かせられない!」と言って、

アジア圏を選んで来た人

 

親に言わずに応募して、

合格してから事後報告をし、

「え!?アフリカ行くの!?」と驚かれた人。

 

「好きなことやりなさい!」とあっさりOKをもらってきた人。

 

思っていたよりも苦労してきている人がいて、

自分はなんて楽に説得できたんだろう...と感じました~。

ほんと色んな人がいますよね。

 

では、ここら辺で、

いろんな人の経験を踏まえた上で、私が考えた親の説得の仕方を伝えたいと思います!

 

JICAのサポートの充実さを伝えること!!

派遣前訓練では、

語学研修や、安全管理の講座、

テロが起きてしまったらどうするか等を実践しながら勉強する講座などなど、

派遣前のサポートがとても充実しています!

(まずは基礎知識を叩き込むという面で、ためになったことがたくさん!

今でも覚えていることもたくさんあります。)

 

また、現地についてからもその国の研修があり、

その国ならではの特徴や安全対策、健康管理の仕方などを勉強します。

(現地での研修はリアル感が増して、よりためになった!!!)

現地の住居も、JICAの許可が下りないと住むことができないくらい、

入念なチェックが入りますよ。

 

さらに、帰国後は進路相談ができたり、

進路の情報がもらえたり、

そこで仕事を見つけた人も何人かいます!

 

協力隊の具体的なサポートに関しては、こちらから。

↓↓↓ JICA海外協力隊HP「応募サポートページ」

https://www.jica.go.jp/volunteer/support/index.html

 

さらにさらに!

協力隊に向けてのサポートはもちろん、

ご家族に向けてのサポートも充実しています!

 

詳しくは下記URLをクリック!

↓↓↓ JICA海外協力隊HP「ご家族の方へ」はこちら

https://www.jica.go.jp/volunteer/family/index.html

 

こんなにたくさんのサポートがあること、

親に伝えたら不安もかなり減るのではないでしょうか!?

「知らない」「知っている」ではだいぶ違いますよ!

 

国を選ぶこと!!

やっぱり親が心配になるのは、自分の子どもが住む国場所

その国の治安人柄、気になりますよね。

 

JICA海外協力隊、実は応募の際に第3希望まで行きたい国を選べるんです!

(もちろん健康状態や要請の内容によって、希望が通らない場合もありますが。)

 

私は実際に、アフリカでも治安がいいと言われているザンビアを選びました。

同じアフリカでも、国によって治安が全然違ったり、人柄や雰囲気が違ったりします。

 

日本に近いアジア圏、大洋州付近がいいという人も、

そこに要請があれば希望をすることができるので、

少しでも親を安心させるために国もよく選んでみてくださいね!

 

③自分の気持ちを素直に伝えること!

やっぱり「どうしてもやりたいんだ!!!!!」

という気持ちを前面に出したら、折れる親も少なくないと思います。

一番は、自分がなぜ協力隊に参加したいのか

協力隊任期終了後のことも含めて伝えることだと思います!!

あなたの熱い想い、ぶつけてみてください!!!!

 

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エネルギッシュなボーイズ

 

さて、以上が私なりに考えた「親の説得の仕方」でした!

参考になったでしょうか!?

 

ただ、皆さんそれぞれ、色んな事情や立場があると思います。

自分の意見だけではなく、

親やまわりの気持ちも大切にしながら進めていけたらベストですね!

 

うまく親を説得して、自分の夢に向かって一歩踏み出しましょう!!!