東西南北モンゴル旅🇲🇳
みなさんこんにちはー!
さて!今回は観光がテーマということで、
モンゴル派遣のワタシがご紹介する
の情報をお伝えしようと思います〜◎
まず、基本情報としてモンゴルはすごく広い!
地図で見てもらうとわかりやすいんですが、
結構ドーンとある国なんですね〜
日本の4倍ほどの面積で、世界の順位でも20位以内に入ります。
逆に人口は少なめで、日本の約40分の1!
人口密度も1平方kmあたりに2人
( 世界でもトップレベルの少なさ)となっており、
家畜の数の方が圧倒的に多い国です。
また、ウランバートルをはじめ各都市の町は開発されていますが、
町から車で走るとすぐに草原が現れ国土の多くがほぼ無開発の土地になっています。
それでは、紹介をはじめていきましょう〜!
ウランバートル近辺
とりあえずは、地方に離れる前にウランバートル近辺の紹介から◎
ウランバートルは実は日本から意外と近く、
成田空港や夏は関西国際空港から直行便が出ていたりして、
4〜 5時間ほどで来ることができます!
また時差も1時間とないようなものなので、
ワタシがモンゴルにいたあいだも2泊3日とかで、
モンゴルに遊びに来てくれた友だちが何人もいました!
それくらい実はサクッと来れちゃう国なんです。
①テレルジ国立公園
ウランバートル近辺でモンゴルらしさを満喫したいのであれば、
なんといってもオススメはテレルジ国立公園です。
ウランバートルから車で1時間ほど離れたところにある大きな国立公園です。
遊牧民のゲルに泊まって遊牧民の生活を味わったり、
乗馬をしたり、 夜は満天の星空を見たりと大自然を楽しむことができます!
ほかにも有名な寺院や観光スポットがあり、
少ない日数でもここに来 れば、
ガッツリとモンゴル感を味わって帰れます!
モンゴル東部
さて、お次はワタシのいたモンゴルの東について!
東側のモンゴルはモンゴルの中でも草原が有名です。
本当に見渡す限り360度の地平線が広がっています。
青々と繁った牧草や夜に上を見れば、
プラネタリウムみたいな星空が遮るものなく広がっている様子は、
いまも忘れられない景色です。
草原は地元遊牧民と知り合いでないと堪能することは少し難しいかもしれませんが、
東側にはハルハ川と呼ばれる川があります。
中国とモンゴルの国境付近を流れる川です。
そこはハルハ川戦争の地となった場所ですが、
日本ではこの戦争をノモンハン事件と呼びます。
聞いたことあるのではないでしょうか?
満州軍(日本軍)とソ連・ モンゴル軍が衝突し日本側が破れた戦いですが、
このハルハ川付近では当時の戦争の跡が残されています。
ただ、 ロシアや中国との国境付近になり国境警備隊がいるので、
ウランバー トルで許可書を発行してもらわないと、
入れない地域になっているので注意です!
任地の同期4人でモンゴル人の方と一緒に訪れたのですが、
なんともいえない気持ちになったのを覚えています。
争いのない世の中になってほしいな〜と改めて思いました。
ワタシたちは日数が少なかったり、
季節がもう少し寒い時期だったりで行いませんでしたが、
先輩隊員はこのまわりが大草原の川のほとりでBBQをしたそうです!
サイコーだったそうです◎
ちなみにハルハ川に行くあいだにある湖には、
夏に遊びに行きましたが、
草原で遊んだり、 湖に入ったりとても楽しかったです〜!
モンゴル北部
それでは、続いて北についてご紹介します!
モンゴルの北はホントに寒い!(笑)
シベリアの永久凍土の地帯にも入ってきたりします。
そんな北部でオススメの観光地は、なんといっても
"フブスグル湖"という湖です!!!
②フブスグル湖
フブスグル湖はロシアのバイカル湖に続き、
世界で2番目の透明度を誇る琵琶湖の4倍ほどもある大きな湖です。
(この湖はホントに大きくて、
海がないモンゴルの人はここを海と呼んだりもしちゃう!)
ほんっとーーーにおっきくて、ほんっとーーーーにきれい!!!
モンゴルの人たちも夏はこの地に安らぎにきますが、
けっこう欧米の方たちも多いのが印象的でした!
モンゴルの人たちがオススメするモンゴル屈指のスポットである
フブスグル湖は夏もすごくキレイなのですが、
真冬にはなんとこの湖も凍ってしまうので、
湖の上で氷祭りというイベントが開催されます!
残念ながらワタシはコロナのタイミングが被り、
氷祭りに行くことはできなかったのですが、
湖の上でご飯を食べたり、特産品を買ったり、
氷の彫刻や滑り台があったり、
馬ぞりができたりととてもたのしいみたいです!
ワタシもまた機会があればぜひ行ってみたいな〜と思っています!!!
③ツァータン
また、この北の地には“ツァータン”と呼ばれるトナカイを飼う遊牧民族もいます。
観光用にフブスグル周辺に出てきているツァータンを見ることはできましたが、
実際に生活しているのはもっと奥だそうで、
会いに行った隊員は凍傷になりかけて帰ってきていました(゚o゚)
それでも1度はお目にかかりたいなとも思いますね〜
モンゴル南部
続きまして南!
南はゴビ砂漠の一帯になってくるのでこれまた様子が変わります!
家畜も他の地域と比べてラクダが多くなってきます〜
④サインシャンド
南でオススメのスポットは、
モンゴルではめずらしく電車(シベリア鉄道!)でアクセスできる
「サインシャンド」という街から車で行くことのできる、
パワースポットめぐりです!
黒い山でお願いごとを燃やしたり、
生まれ変わりの穴を通ったり、
女性はおっぱい岩にお祈りしたり、
そして圧倒的なのはエネルギートゥブです。
地球のエネルギーの中心だそうな!
ここは周りの土地の砂の色とは異なり見事な赤土です。
第6感が実はたぶんあると思っているワタシは(笑)、
この土地に車が入った瞬間に
身体の内側から血がブワーっと沸騰するような感じを覚えました!
これホントに!(笑)
このエネルギーの中心でまずは懺悔をして、
赤土に寝そべり全身で地球のエネルギーを受け取ります◎
信じるか信じないかはあなた次第ですが、
広大な自然に溶け合う感じはぜひ経験してほしいと思います!
ここにいる人がこの場所から電話をかけるだけでも、
相手側にエネルギーが伝わるそうな!
⑤南ゴビ
また、足を伸ばして南ゴビの方までいけるのであれば、
ぜひさらっさらの砂丘に脚力で挑戦して壮大な景色を見てみたり、
美しい渓谷で乗馬を楽しんだりしてみてください⭐︎
モンゴル西部
さいごに西側について!
⑥バヤンウルギー
西側にはかつてモンゴル帝国だった頃の都市カラコルム(ハラホリン)や、
モンゴルで唯一のツェンヘル温泉などがあるのですが、
ワタシが行きたかったけどコロナで帰国が早まったことで行くことができなかった
バヤンウルギーという土地が、
隊員が口を揃えてオススメするスポットです◎
バヤンウルギーは、カザフスタンとの国境も近いこともあり、
カザフの文化とモンゴルの文化が混ざっているらしく
ゲルの中の家具や色使いなども独特ですごくかわいいと言っていました〜!
また、モスクがあるのも特徴だそうです。
そして、バヤンウルギーといえば鷹狩りが有名で迫力ある鷹にお目にかかれるそう!!
いつかワタシもお目にかかりたいな〜!
と、いう感じでモンゴルは各地域によっていろいろと様子が異なり
さまざまな体験ができることがおわかりいただけたのではないでしょうか〜!
移動手段が難点!?
しかし、モンゴル旅行の難点はというと移動手段です、、、
今回ご紹介した場所も南のサインシャンド以外は
車移動が基本になります。
飛行機が出ているところもあるのですが、
週に2本飛ぶかという感じなので日程が合わない可能性は大いにあります、、
だいたい10時間以上の移動になることは覚悟ですが、
のんびりと時間を忘れて、
ただひたすら草原を走るというのもなかなか経験できるものではないのでよいものですよ〜!
⑦満天の星空
あとは、やはりどこにいっても夜の星は言うことなしです!!!
ほんっとにキレイ!!!
そんな広大な国モンゴルぜひ旅してみてほしいです〜◎
おまけに。
モンゴルからはシベリア鉄道に乗ったり、
車で国境を越えてロシアに行くことが出来ちゃいます!
飛行機、鉄道、車どれで国境を越えるかによって
モンゴル、ロシアそれぞれの出入国スタンプのデザインが変わります。
ぜひ、コンプリートしてみてください(^o^)
さて、今回はモンゴル隊員だったワタシがオススメする、
ウランバートル近辺および東西南北のモンゴルをご紹介しました!
いかがでしたか?
あまり旅行でモンゴルを選ぶことってないと思うんですが、
(実際ワタシも派遣国がモンゴルでなかったらあまり興味を持っていなかったかも)
実は意外とアクセスがよく魅力たーーーっぷりの国です◎
ホントになにもないからこんな月面着陸みたいな写真も撮れる(笑)
ぜひ旅行候補!さらにいえば任国候補!!にモンゴルいかがでしょうか〜(^○^)?
さいごまでお読みいただきありがとうございました◎